プロローグ④
今回もお読みになって下さりありがとうございます。
拙い文書ですがゆっくりお読みください。
さて、スキルは選び終わった。最後はステ振りだ。
「ステ振りはどうしようかな…ポイントはいくつ?」
ここのポイントは重要だ!馬鹿みたいに極振りはしない。方向性を決めるまではバランス的に。ポイントのご利用は計画的に!だ。
「そうですね…えっと、通常は50ですけど、でも、こんなにもかわいいって言ってくれて、いっぱい褒めてくれた方ですから!私は褒めて可愛がってくれる人には優しいんですよー♡ですから、特別に倍の100で良いですよ♡特別ですからね♡」
あれ?あんまり肩入れしちゃダメなんじゃなかったけ?まぁ、貰えるもんは貰っとくか!可愛いし、なんだか女神様も楽しそうだから。
「ありがとうございます!やはり、あなたは美しくて可愛く出来る女神様だ…あぁ、この出会いこそが暁光か…俺はこんな素晴らしい女神様に会うために死んだのだな!うん!きっとそうに違いない!!」
どこかの水の女神様みたいに駄女神では無いしね。
「そんなに褒めてもこれ以上出ませんよ〜。で、ステータスはどうしますか??」
「これでお願いします」
俺はステ振りを素早く終わらせる。
「あら、今回は早いのですね…もっと悩んで一緒に居たかったのに…」
そうかーもっといっしょに居たいかー。ニヤニヤ
「なら、魔法についてもう少し…いや、スキルとかも試したり出来ませんか?」
俺はちょっとカマを掛ける
「うーん…うん!私が転生を開始させるまで向こうの時間は止まってるし、私も貴方ともっと話したいしね!なんなら今だけ魔力関係なしに発動出来るようにするね!」
おっと!中々の高待遇!魔力を使い放題にしてくれるとか最高だね!どのくらい使うか分からないし!
「ありがとうございます。魔法について教えてくれたら嬉しいです。」
その後も女神様は魔法について教えてくれた。[イメージ]と[概念]がしっかりしていれば魔法は無詠唱で放てること。スキルは念じるだけでオンオフができること。スキルの1部は条件はあるけどその事について教えてくれた。そのため、この時だけ無詠唱で超級や帝級魔法を打てたし、その都度女神様は笑ってくれた。
「では、そろそろ……麗しき女神!最高の時間をありがとうございました!ぜひ、お名前だけでも教えてもらえませんか?」【……】
俺は深く頭を下げる。俯きながら詠唱をする。ここからが本番!女神様への最初で最後のドッキリ開始だ!
「ううん。私こそあなたとの時間は楽しかったわ!もっと一緒に居たいけど…これは私のわがままだから…私からも楽しい時間をありがとう。私の名前は【…】クリスティー。生まれ変わっても忘れないでね!」
俺は小さく小言で最後の一節を唱える。
「はい!俺、西野佳伍はクリスティーとこれからも共に歩んでいきます。一緒に来てるれるかい?」
「うん!ありがとう!佳伍♡って……あれ?えっ?どういうこと?えっ?これって…」
大成功!ダメ元でやって大成功だ!最後までバレなかったー!
よしっ!最麗の女神様ゲットだぜ!
☆★☆★☆★
ク『もう!いきなり連れてくるなんて!強引なんだから![嫌いじゃないけど…]』
ケ『あはは…可愛くてねついつい…サプライズとしては最高でしょ?』
ク『まぁ、あんな退屈な場所に居るよりもケーゴと居た方が楽しそうだし、私としてもあんな面白いプロポーズされたらねー』
ケ『えっ?プロポーズ?』
ク『「これからも共に」ってプロポーズでしょ?違うの?』
ケ『いや、可愛くて、もっと一緒に居たかったから俺は嬉しいけど女神様は良いの?』
ク『うん!良いですわよ♡』
ケ『まぁ、もう少し大きくなるまでこんな感じでしか話せないのが残念だけど…』
ク『確かにそうですわねぇ…あっ!だったら寝てる時は夢の中でお話ししましょ!前の大人になった姿で!ねぇ妙案じゃない?』
ケ『うん!良いね!あっ、でも、何があるか分からないから…この姿で襲われたりしたら大変だし…』
ク『それは任せて!結界張って守ってあげるから!私、ケーゴ専用守護女神だし♡』
ケ『ありがとう♡クリスティー♡』
ク『うん♡ねぇ、これからはクリスって呼んで!』
ケ『うん!クリス』
あっ…転生って生まれ変わるんだから赤ちゃんからやん…つまり、言葉通りで生まれた時の姿をクリスに見られてしまう…それだけではなく、赤ちゃんの時の生理現象から何まで覗かれてしまう……
何かの衝撃で前世の記憶がーとかの方が良かったかな?
あちゃー…これは…やってしまったな…赤ちゃんプレイではなく、まんま赤ちゃん…
しかも、成長するまでずっと見られてしまう…クリスを召喚出来るまで…でも、クリスと契約したのは目論見通りだから文句は言えないかー…一生弄られるのか…はぁ…
いつもお読みになって下さりありがとうございます。