賢者、初事件解決する
今回もお読みになって下さりありがとうございます。
拙い文書ですがゆっくりお読みください。
さて、俺たちは事件現場へ行って証人探しをしようかなぁ?まずは衛兵達にも話を聞く。
ってか、5歳の子供が落ちたお財布を渡した可能性もあるのに衛兵は何故か捕まえてる。その辺の疑問も聞いてみる。聴くこといっぱいだ…
お姉様曰く、決定的な証拠がない限り被害者の主張が通ってしまうらしい。うん、法改正しよ?
もちろん、この世界に弁護士も居なければ検事も居ない。ましてや、スリや万引きくらいでは周りの証言も聞かないみたいだ。つまりは、被害者有利。ってか、冤罪もっと有りそうだな…
まぁ、まずは衛兵さんにはおかしな部分を突きつけてみよ…
「衛兵さん。聞きたいこと?疑問点があるんですけど」
「はい。なんでもお聞きくださいケンドリック様」
身分的には俺の方が上だからかこんな子供にも敬語を使う衛兵さん。
「スリをしたら、普通は逃げると思います。本当に盗んだのなら、お財布を返さないし話しかけないと思うんですけど…」
「確かに…私もおかしいと思ったんですけど、被害者の方が盗まれたと主張するもんで我々も何も確認せず捕まえてしまいました。被害者の方はお怒りで加害者の女の子は泣いて何も聞けずだったので……あの場で騒ぎを終息させるのがまず良いかと判断しました。」
非を認めてる。ある程度の逮捕状況も次いでに聞けたしな。うんうん、この調子でいこ
「あと、あの子の身長でどこからどうやって盗るんですか?」
「確かに、身長的にはスリは無理だろう。だが、魔法なら可能だ」
「なら、彼女がその魔法使えるか調べましょ!その魔法がなければ彼女は無罪じゃないですか?」
「そうですね…ただ、調べる方法がございません…」
「ステータスをオープンさせれば分かりますよね?」
「あっ!確かに!流石はケンドリック様。3歳なのにそこまで頭が回るとは…将来が楽しみです!」
「強制的に見るのはあの子が怯えてしまうので、優しく声をかけて見てくださいね。」
「はっ!畏まりました!」
一応
釘を刺しておいたけど…大丈夫かな?それよりも、調査が杜撰すぎる…バカなの?何でもかんでも被害者の言う通りって、そもそもおかしな話なんだよ。恨みがある人をいくらでも罪をでっち上げて、被害者面すれば牢にぶち込めるって……
調べた結果…
「ケンドリック様、無実を証明して頂きありがとうございます!」
メルディアさんの頬が赤いけど…気の所為だよね?俺の方が歳下だからね?
「メルディアさん、僕はただ、貴女ではスリや魔法でお財布を盗むということが出来ないかもしれないと衛兵の人に伝えただけですよ。元々、疑問や不審点はありましたから。気にしないでください」
「でも、助けてくれたのはケンドリック様でしゅ!」
噛んで涙目に…
その後メルディアさんは衛兵さんがお家までちゃんと届けてくれたみたいだ。
そして帰り道。
「お姉様、今日はありがとうございました!」
俺はウニ姉にお礼を言う。
「いいわよぉ〜それよりもぉ〜ケーちゃんってすごく頭良いのね!お姉ちゃんびっくりしちゃった!」
そういうとウニ姉は頭をくしゃくしゃしながら喜んでくれてる。
「いえいえ。僕は気になったことを言っただけで…」
「それがすごいのよぉ〜衛兵さんを論破しちゃうなんてぇ〜これからはちょっと法案や衛兵に指示出さないとぉ…」
綺麗なお姉様に褒められて照れくさい…しかもさっきから頭を撫でなでしてくれてるし。それも相まってめっちゃ照れくさい。
「ケーちゃん、私からもありがとうねぇ〜」
「へっ?」
ウニ姉から突如お礼を言われる
「今までの間違いを教えてくれたでしょ?こうやって、ケーちゃんと街を歩いたから気づけたしぃ〜私たちが知らない街の黒い部分を教えてくれた。だからぁーありがとう!ケーちゃん!」
そう言うとウニ姉は俺を抱きしめた。凶器があるその胸で…
「うっ…はっ…」
息苦しいけど、この感覚は素晴らしい!
そして、そのまま抱っこされたまま俺はお持ち帰りされた。
お待たせしましたー!!




