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母「もうすぐなのね…」  作者: 川喜多涼平
1/1

〜母の願い〜

私自身、文章能力が乏しいため、ところどころおかしな点があったり、誤字があったりしますが、暖かく見ていただけると幸いです。そして、この物語は、8割ノンフィクションです。

母「もうすぐなのね…」

そう言って母は、病室の窓を眺めた。

俺「本当にごめん。俺が母の幸せ全部奪って…」

母は、肺がんだ。レベル4。医者からの宣告によれば、明日、母は死ぬ。

俺は、やるせない気持ちでいっぱいだった。幼い頃から普通の人以上に、母に迷惑をかけていた。幼稚園の頃から、友達をいじめては、その人の家に謝りに行かせたり、学校に呼び出しをくらったことも何度もあった。その度に母は、何度も頭を下げてくれた。俺は、普通の人には無い特性を持っていた。

『ADHD』(注意欠陥・多動性障害)

発達障害のひとつだ。

俺は、その特性のせいで自分を制御出来ずにいた。

中には、障害のせいにするなという人もいるだろう。

だけど、特性に逃げることしかできない俺を許して欲しい。


母「ホントよ。その分、あんたには、私以上に幸せになって貰いますからねっ」

とニコッと笑った。

俺は、泣きそうになったが、必死に堪え、「ちょっと外の空気吸ってくる」といい、病室を出た。

母「なぁに、また煙草を吸いに行くの?」

俺「すっ吸わないよ!ほんとだって!」

母「この前、吸ってるの見ました」

俺「あ、あれは…」

母「まぁ、いいわ。帰りに、売店で水買ってきてくれない?あまったお金で好きなもの買ってきていいから」

と言って、母は俺に700円を渡した。俺は、それを受け取って、「ちょっくら行ってくるわ」と、病室を出た。

読んでいただき、ありがとうございました。好評なら、続編も書こうと思いますので、これからしばらく、付き合って頂けると幸いです。よろしくお願いします。

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