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第3話 僕と魔法(?)

第3話です。ついに魔法(?)が炸裂します。

ノーグロード「さてと、……ふむ今回使う魔法は<ダークネス・ヒーリング>にしましょう。」


マルク「あれっ?昔、僕が怪我した時は<コモン・ヒーリング>とか<ライト・ヒーリング>だったのに、どうして今回は違うの?」


ノーグロード「理由は二つあります。それは誰かさんがアジラさんの怪我を悪化させたので初級低位魔法の<コモンヒーリング>では治しきれないのが一つです。」


マルク「うっ、ご、ごめんなさい」


ノーグロード「まあ良いでしょう。そして二つ目の理由が無機物系のモンスターも含めてほぼ全ての生き物は聖属性と魔属性に分かれています。アジラさんは魔属性に属しているので聖属性の<ライト・ヒーリング>だとマルクくんの使った<せいすい>と同じ事態になってしまうのでアジラさんに合わせて魔属性の<ダークネス・ヒーリング>を選択して使う事にしたのです。」


マルク「わ、わかっ、ワかタ」プシュー


ノーグロード「一気に喋りすぎたみたいですね。」フフフッ


マルク「ウヴッ、説明はもう良いから早くお猿さん助けて上げて。」涙目


ノーグロード「そうですね、では《ダークネス・ヒーリング》!!」モハァ~


マルク「モハァ~って何か酷い効果音だね。」


ノーグロード「まあ、魔属性ですし。」


アジラ「ウキ~…『モハァ~』ウキキッ?!ウキキッ!!」ビカビカ~!!


マルク「何か、黒くテカり出してキモイんだけど」


ノーグロード「まあ、魔属性ですし。あとキモイとか言わない。」


アジラ「ヴグルゥォヴグガーー!!」メキメキ!!


マルク「な!何か、デカくなってるんだけど?!」


ノーグロード「ああっ、元気(元の姿)になったようですね。」


マルク「あれで良いの?!」


初代闘猿王アジラ「グルォア~!!」ズドン!!


マルク「あれっ?どっかに跳んで行っちゃったよ!」


ノーグロード「家に帰ったのでしょう。私達も家に入りましょう。」


マルク「う、うん。」


ギィ~バタン



今回の豆(?)情報


聖属性と魔属性:無機物系のモンスターも含めてほぼ全て生き物はこの二つに分かれます。

極端な例だと理性の強い天使属や人属などが聖属性で本能が強い悪魔属や亜人属などが魔属性に分類されます。

また、ほぼ全てと書いたように例外もあり人属

と亜人属などの、姿の近い聖属性と魔属性の者が子を成すと、たいていの場合片親の属性になるが極々稀に無属性の子が生まれる。

しかし殆どが短命である。

ちなみにノーグロードは無属性ではなく現在唯一の聖魔混合属性であり例外中の例外である。


魔法:聖属性、魔属性、無属性の魔法があり種類は多岐に渡る。

その中から威力・効果・修得難易度などで分類された物で○○級○○位などがある。


コモン・ヒーリング:無属性の初級低位魔法であり習えば、どの属性でも使える。なお、無属性は初級低位魔法の中にしかない。


ライト・ヒーリング:聖属性の初級上位魔法であり聖属性にしか使えない。(例外あり)


ダークネス・ヒーリング:魔属性の初級上位魔法であり魔属性にしか使えない。(例外あり)




お読みいただいた方々、ありがとうございます。今回はノーグロードの魔法(説明)が炸裂しました。

次回は違う森の生き物が出ます。

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