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分かれ道 (改)  作者: leaf
6/13

対面

扉の先にいたのは、女の子だった。

黒髪で長髪…カゲロウ中学の制服を着ている。私のクラスでは、見たことない子だから1つ下の学年か…。

「おまたせ。」

そう言って、女の子が座っているソファーの向かいに座るイシカ。しぶしぶ私も、その隣に座る。

「じゃあ、まず2人とも自己紹介しよっか」

笑顔でイシカが言う。自己紹介…。自己紹介ねぇ…。

「リーフだ。よろしく」

…これぐらいしか言えない。逆にこれだけ言ってれば十分だろ!?

しかも目線をどこにやればいいか困る…。普通に相手を見ればいいんだろうけど、無理だ。

ああ、相手から言い出すの待ってれば良かった。

「ゆ、ユキヒナです。よろしく」


しばしの沈黙。イシカさえ喋らない。いや、喋ろよイシカ。

…これはあれか。相手さんもコミュショーか。すごい不安げな顔してるけど。

イシカー。ヘルプ。ワタシジャムリ。


しかも…敬語。んー。敬語か。


「敬語、無くていいよ。なんか、慣れない。」

「そ、そうでs…そう?…じゃあそうする、ね。」

少し笑顔で言うユキヒナ。うん。もう、いいよね。イシカ。喋ろうか。にっこりしてないで喋ろうか。な?お前、なかなか喋れない二人が徐々に喋っていき、最終的に仲良く喋ってる図が見たいだけだろ。無いからな。絶対に。

そう言った意味を込めて、イシカの方を見る。そして、それが伝わったのか、それとも満足したのか、話を始める。

「よし、じゃあまずこの団体の説明をしようか。」


ここで1つ考えた。


私の能力って分かりやすいか?

短かったな。

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