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紀元前0世紀の物語  作者: 熊さん
第4章 紀元前0世紀に
49/63

4-15 南の国の騒ぎの後

ここから第4章の続きです。

南の国の騒ぎの後


秋に起こった南の国の騒動

婆様は小屋を出て、空を見上げていた。


「この秋は暖かいのぉ」


暫くすると、弓使いが帰ってきた。婆様に何も言わず、疲れたという顔をして自分の小屋に入って行った。


婆様は、上手くやったんだなと、感心して、自分も小屋にもどった。


冬が来て、雪が振ってきた。とんでもない大雪が降った。小屋にどし込められるような日々が続いたが、まだ冬のある日、太陽が顔を出し、谷に向かった。


冬のキツネが出ていた。暖かい日であった。キツネを狩ると、また、婆様の所へ行き、焼いてもらった。


婆様は仕方がないのぉと、いう顔をしたが、面倒見のよい婆さんだった。


暫く、湯が降ったり、止んだりしたが、春の兆しが見えてきた。


足元を見て弓使いは、今年は雪が少なかったなと思う。


山を歩き、婆様の小屋の周りの雪を掻き分け、落ちてる小枝を集めたりしていた。


春はもうそこまで来ていた。


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