4-14 色々の結末
色々の結末
直江津王国の執務室で、笑いが広がった。
国王や宰相、オヤジが大笑いが続いた。
宰相が言葉にした。
「何故、巫女の危機を理解していたのか、彼らはには謎が残るだろう。」
王が続けた
「オヤジ殿、本当にありがとう。佐久の集落のお陰で危機を退けた。南の国もしばらくは来ないだろう。かなり遠くの国らしい」
オヤジは、仕事が終わったと考え、深く頭を下げ、執務室から去って行った。
神殿前の広間に来ていた移動するグループの仲間や若、弓使い、侍女を伴い佐久へ向かった。
昨日の事が、まるで嘘のように空は晴れ渡っていた。
南の国の連中は、テントを片付け、南の国に戻った。
柏崎の部下どもも帰り、殿に叱責されるのであった。
オヤジは、久々にあった弓使いと話した。
「すまないな、助かったよ。侍女は、世話になった。」
「婆様に言われたからだ」
「このまま浅間山に戻るんだな。婆様にはよろしく伝えてくれ、佐久の巫女も侍女もこれからもよろしくお願いする」
「分かった」
弓使いは、言葉少なく、侍女の頭を撫で、山奥に入って行った。
侍女も何も言えず、手を挙げて別れを偲んだ。
佐久の集落では、長と先代、巫女が歓迎した。長が、言った。
「どうだった、皆の顔が無事で何よりだ。弓使いは、浅間山に戻ったんだな。」
オヤジが深々と頭を下げた。
「巫女様の天啓、確かに春日山に賊が入りました。移動するグループ、若、弓使いにより、捕縛いたしめした。」
「侍女は、しっかりやったのか?」
長の問いに。情けない顔をして答える。
「私は、失敗してしまいました。申し訳ありません」
若が、庇うように答える。
「侍女は、しっかりと対応していたよ。大丈夫だった。」
オヤジが続けた。
「柏崎が、南の国を引き入れ、危なく、春日山の巫女を攫われるところだった。南の国は、直江津王国のしっかりした防備に退散した。当分は来ないだろうと思う」
長が、オヤジたちの諜報網の確かさに改めて、賛辞を送った。
先代が続けた。
「浅間山の噴火は我らに本当の巫女の力の与えてくれた。我が娘が新しい巫女として成長してくれた。本当にありがとう。礼をいう。」
長がまとめた
「弥生の生活は日々変化がある。辺境とも言われる、我が佐久の集落は皆でしっかり守り抜かねばならぬ」
浅間山から、相変わらず噴煙が伸びていた。変わらぬ日々、変化は何時も人の営みの影で着実に起きている
紀元前0世紀は、もう少し続けます。
第4章は、続く




