微分の定義、具体例
【微分の定義】
※これは理解できなくても大丈夫!下の公式で雰囲気を掴んでください。
ある関数 f(x) において、x をちょっとだけ h だけ増やすときの y の増加量を見て、
f'(x) = {f(x+h) - f(x)} / h
この h を「限りなく0に近づけたとき」の値が「f(x)の微分」です。
(つまり、すごく小さい h のときの、変化の割合)
※f(x)の微分はf ' (x)と書きます。
f ' (x)に対してさらに微分という操作を行ったものは、f ''(x)と点が増えていきます。
yをxで微分したものをdy/dxとかいたり、
d f(x)/dx と書いたりもします。
⸻
【よく使う微分の公式】
1.f(x) = x^n のとき
⇒ f’(x) = n * x^(n-1)
2.f(x) = a(定数)
⇒ f’(x) = 0
y=1のグラフというのは、xが増えてもyが常に1という意味なので、x軸(横の線)に平行な直線になります。このため、傾き=yの増え具合はずっと0になる、というイメージです。
3.f(x) = a × x(aは定数)
⇒ f’(x) = a
4.f(x) = x^2
⇒ f’(x) = 2x
5.f(x) = x^3
⇒ f’(x) = 3x^2
6.f(x) = sin(x)
⇒ f’(x) = cos(x)
7.f(x) = cos(x)
⇒ f’(x) = -sin(x)
8.f(x) = e^x
⇒ f’(x) = e^x
9.f(x) = ln(x)(自然対数)
⇒ f’(x) = 1/x
10.f(x) = 1/x
⇒ f’(x) = -1/x^2




