ラジアン(弧度法)
◆「ラジアン」って何?
ラジアンは、「角度」の表し方のひとつです。
•1ラジアン = 「半径と同じ長さの弧を持つ角度」
•円の全周は 2π × 半径 なので、360度 = 2π ラジアン
つまり、
90度 = π/2ラジアン
180度 = πラジアン
360度 = 2πラジアン
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◆「なんでラジアンなんて使うの?」
● 度(°)は便利だけど、人間が勝手に決めた
360度というのは、バビロニア人の60進法から来ていて、「使いやすいから」という文化的な理由。
でも数学的には、円の長さや関数の性質と全く関係がないんです。
先程の時計の例で、3時とか12時とか分かりやすいですが、それがそのまま数学の真理かと言われると、時計の数字は人間が決めたものですよね?角度の360°も同じなんです。
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◆ 円の性質と「ラジアン」は相性がいい!
たとえば、単位円(半径1の円)を考えると…
•弧の長さ = 半径 × ラジアン
•半径が1なら、弧の長さ = ラジアン
つまり、
「ラジアン = 弧の長さ」
これは革命的です。
•弧の長さと角度が直接比例
•だから式がシンプルになる
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◆ たとえば三角関数で考えてみる
次から三角関数の微分をしますが、これもラジアンでないと成り立ちません。
● 微分公式
•d/dx[sin(x)] = cos(x) ← xはラジアンじゃないと成立しません!
•度数法(°)で書いたら、前に変な定数がついて台無しになります。




