動画サイト好き。閲覧日を越えた一途な恋
荒廃した砂漠地帯、一件のラボがみえる。ラボは歪な形を保っているて、声がする。
「506325632455228934」
声の主は少女だった。ヒラヒラした服を惑い
全身白色であった。髪の毛は綺麗に縫ってある。品のある印象を受ける。肌も白く、スラッとした手でぼろぼろのスマホを眺めているようだ。
「そろそろだな」
白い腕を高くあげて、スマホを上空にかざした。上空は雲で覆われた。少女の周りだけに雨が降りそそいだ。スマホは電気を帯、大きな破裂音と共に雷を呼び出した。呪文のように数字を唱えた後、彼女は倒れ込んでしまった。
そんな夢がここ二三日続いている。
少女の名前も年齢もわからない。ただ一つと言えるのは夢の人物。そう、存在しないのだ。
「またかー、、、自分で洗わないとな」
僕はあきらめて仕方なく洗濯することにして、20分程で終えた。