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この街一番の“なんでもや”  作者: 夕時雨 のる
1/2

プロローグ

新シリーズです

皆さんはこんな言葉を

聞いたことがあるだろうか?


立てば芍薬しゃくやく

座れば牡丹ぼたん

歩く姿は百合ゆりの花


そうこれは綺麗な女性に対しての言葉

この街にもある少女がそう呼ばれていた


彼女の名前はシロエ=カフェチーノ


彼女は今もこの街で野菜とバゲットを

入れた茶色い袋を両手で抱え

腰あたりまである白いあでやかな

髪をなびかせ、歩いているだろう


彼女は今日も周りの人を魅了しながら

自慢の店で客をもてなしているだろう


そう、彼女は『この街一番の“なんでもや”』


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


カランカラン...

ドアの上につけているベルを鳴らしながら

客は今日も入ってくる

「いらっしゃい」

可愛い声が店の中に広がる


「いつものを、頼むよ」

彼はそう言うと彼女を目で追う

途端に目が合い

彼女は微笑む

「どーぞ」

そう言って彼の前にカップに入った飲み物を

優しく置く


彼は綴る


これは

この街で一番綺麗な彼女の営む


“なんでもや”とその彼女の物語...と

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