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ブロック落としゲームを作る 

作者: 小松八千代

 

テレビのドキュメンタリー番組で、81歳でアプリゲームを作ったデジタルおばあちゃんを見て、ゲーム!作れるんじゃないか!?作ってみよう!さっそくプログラミングの本を3冊買い込んできた。ブロックプログラミングの本2冊とJavascript プログラミング1冊。

実は私は十年ほど前にホームページを作っている。

本を見ながら一か月ぐらいかかって、やっとなんとかホームページらしきものが出来てアップロードした。

なにも事業をしているわけでもないし、商売もリサイクルショップなるものを細々と経営しているだけ。今はこれも畳んで、スーパーの駐車場にあるサロンを借りて花や植木鉢、日本製品などを売っている。必然ホームページの内容はブログのようなものになって、釣りに行ったことや、日本に里帰りしたことなどを載せている。


ブロックプログラミングは、作られたブロックを積み上げるだけなので簡単にできた。

これをいくつか作ってゲームの初歩を学ぶ。

しかし本格的なコードプログラミングは難しくてなかなかできない。

作るのはJavascript プログラミング入門書に掲載されているブロック落としゲーム。画面の上段から次々と出てくるブロックを十字キーで回転させたり移動して隙間なく埋めるゲーム。横に一列揃うと、その段が消えてスコアが上がる。だいぶ前に流行ったゲームらしい

まずはHTMLファイルにタグを打ち込む。効果音、キャンパスなどはこのファイルに保存する。すべて文字を使って作動させるので、一文字間違えると動かない。

こんどは、Javascriptファイルを作って、プログラムを打ち込む。

ブロックの形や大きさ色などこの中で指定する。

変数、条件判定、ややこしい計算、演算などなど難しいのでぼんやり判ったぐらいで前に進む。

 とにかくタグや訳の分からない記号を打ち込むのも大変なので、一挙に打ち込んでしまった。

それで最初のゲーム枠の部分はすぐにできたのだが、ブロックがどうしても描けない。スタートを押してもブロックが出てこないのだ。ソースコードを手でなぞって間違いがないか何度も確認する。

もうやめよう。諦めようと思いながら二日ほど置いてまたやってみる。紫色のT字型のブロックがやっと描けた。一つ描くと、次々といろいろな色や形のブロックが描けた。だが、いざ動かそうとするとさっぱり動かない。キーボードのF12を押すと赤字が出て来る。この赤字の部分をなおさなければいけない。どこが間違っているんだ。Javascriptの本を繰り返し読む。インターネットでゲームの作り方を検索する。家事をしながらも、どこが間違っているのか考える。

パソコンを睨み付けて考えながら、一か月が経過。

ついにゲームが動いた。

「やったぁ!!動いた!」思わず手を叩いて叫んでいた。


その後、すぐにホームページにアップロードした。


http://www.akomatsu.com.py/私のホームページです



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