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こんにちは。はじめまして。
「大好きな転生令嬢ものが書きたいぃ〜!」と思って書き始めた物語です。
楽しんでいただければ幸いです(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
「…じゃあ、ずっとそばにいてくれる?」
「約束するよ」
花の香る庭園。彼は私の頬にキスを落とした。
⭐︎
「お嬢さま、朝ですよ」
カーテンを開ける音と共に聞き慣れた声が意識を浮上させる。目を開けなくてもわかる朝の光。天気は良さそうだ。体を伸ばして、ゆっくりと目を開けると、笑顔の専属侍女が見えた。
「…おはよう、ダリア」
「おはようございます、お嬢さま」
いつものあいさつをしながら、先程まで見ていた夢を思い出す。甘酸っぱい、初恋の記憶。
そんな私を横で、ダリアはいつもと変わらない手際で顔を洗う桶を用意してくれた。
私について2年になるダリアはもう手慣れたものだ。水温は肌が荒れやすいからぬるま湯。それに肌触りのいいタオル。濡れた顔をタオルにつければ大好きな柑橘系の香りが鼻をくすぐる。今回も柔軟剤がいい仕事してくれていた。
「…は〜…今日のお肌は良い感じ」
私の肌は荒れやすい。だから毎日メンテナスしてる。それでも体調やお天気、睡眠時間とかで状態は変わる。だからこそ仕上げに化粧水をたっぷりつける。これは忘れちゃだめ。乾燥は大敵。潤い大事。
私の言葉を聞いたダリアも笑顔でうなずいた。
「うちの家族も喜んでいました、母だけではなく祖母まで若返ったようだと言っていましたよ」
「良かった、前回のものは少し刺激を感じたって言ってたもんね。保湿にこだわって正解だったわ」
毎朝使っている、この化粧水は自分で作っている。私は乾燥肌なので、すぐにカサカサになってしまう。だから研究開発して、潤いを保つことに特化したものを作った。ダリアは、私をいつも褒めてくれる。『お嬢さまはすごいです!もっといろんな方に使ってもらいましょう!きっと世界が変わりますよ!』と。少し大袈裟ではないか?と思うくらいに。
でも作ったものを褒められるのは素直に嬉しい。だから自分が使った後は、他の約束がない限りダリアへ渡す。そうすれば、自分で使ってくれたり、家族へ送ったりして感想をくれるから。褒めるだけじゃなくて改良点も教えてくれるから、作り手としても大変ありがたい。
そんな会話をしながら着替えて食堂へ向かう。廊下を歩くと、私よりひとまわり大きな背中が見えた。
「お兄様」
兄、ジェームス・ホワイティ。
グラデーションかかった朱色の瞳に、光が当たると黄色にも見えるブロンズヘアー。今は無造作に後ろで束ねられている。そんなふたつ上の兄と、笑顔で挨拶をかわした。
「お兄様、そろそろ髪を整えてはいかがですか? それでは目に入ってしまいます。 研究している時も、お邪魔になっているのでしょう?」
「ああ、そうだね。先程トマスにも言われたよ。近いうちに切ってもらおう」
私達の後ろ、ダリアと一緒に歩く男性を見ると目が合い、肯定とも会釈とも取れる一礼をされた。
兄の執事、トマス・ロビンソン。メガネの奥の瞳は深いブルーにも薄いブラックにも見える。そんな瞳の色と同じ色の彼の髪はしっかり固められ後ろで結ばれていた。
長さで言えば、兄さまよりトマスの方が長いと思うけど…という言葉は口から出さないでおく。
食堂に着くとトマスがノックの後、ドアを開けてくれる。食堂にはすでに両親が揃っていた。
家長である父親、ギルフォード・ホワイティ。
澄んだスカイブルーを思い出させる瞳に短く整えられたブロンズヘアー。誠実で頑固、それは仕事にも現れていて、髭を蓄えた凛々しい顔は従業員や交渉相手には恐ろしく映るらしい。でも家族には優しい父だ。
その右隣には母親、サラ・ホワイティ。
夕焼けのような瞳にゆるくウェーブのかかったピンクブロンズヘアー。美しいと言うよりは可愛らしい見た目。昔、母を取り合っていた学友を差し置いて父が掻っ攫ったと社交界では言われているが、実は母の一目惚れ&猛アタックらしい。今でも独身貴族が多いのは母のせいでは?と噂されるほどだが、本人は今でも父一筋だ。子どもには愛情深いが厳しく、父よりも母に怒られた記憶の方が確実に多い。
「おはようございます。お父様、お母様」
「おはようございます。遅れてしまい申し訳ありません」
兄と共に挨拶をすると、いつもの優しい笑顔で父が答える。
「おはよう。我々も今しがたついたところだ」
全員が席につくと食事が運ばれてきた。
ここはホワイティ侯爵家。私はその侯爵令嬢、スカーレット•ホワイティ。
…今は。
私には、前世の記憶があるのだ。
書き始めると、言い回しとか何気に悩みます…。
これからの成長を見ていただけるとうれしいです。
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