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31.閑話テオドール

――――ゴトゴトゴト・・・・・

――――ガタガタ・・・・・ゴトゴト・・・




「・・・テオドール、なんでディルタニア家の娘なんかを助けたのかしら」


母上の冷たい声音と視線を受けて、震えそうになる身体を抑えるために手を握りしめる。

狭い馬車の中では逃げることはできない。


「バカみたい。あんな女に媚びを打っても何にもならないわよ」


イーディス姉さまの馬鹿にするような目つきと言葉に、僕はいつものようにじっと耐えることしかできない。




日々繰り返される暴力と心を削られるような言葉に、もはや何か反論する気も起きない。


何をしても、怒鳴られ、罵られる。だから、ただじっとその嵐が通りすぎるのを待つ。


母上と姉上以外の人と必要以上に話すことは禁じられていた。

親族といえども、挨拶以外、問われるまで自分から話しかけることは許されない。

自分の言動が後にひどい仕打ちにつながるかと思うと、上手く話せないし、身体の震えもひどくなる。



前に一度、親族のユリウスさまが父上の仕事の関連で屋敷に来たことがあった。



僕が魔法の本を見ながら練習をしていると、突然扉が開いた。


「魔法の気配がして追ってきたのだが・・・お前は誰だ?」


その時は驚きすぎて自分の名前を名乗ることも、名前を尋ねることも出来ず、口をパクパクと動かすことしかできなかった。


「なんだ?口がきけないのか?・・・いや、今使っていた魔法は詠唱が必要な種類だったはずだ。無詠唱でできるのか?」


声は出せそうになかったので、首を横に振って否定をした。


「そうか。ならなぜ今話せぬ。何かの魔法でもかかっているのか?」

そういうと、大きな手が僕の頭に置かれて、温かな魔法が全身を覆った。


「ふむ。呪いのような魔法はかかっていないな・・・」

「ユリウスさま。何をなさっているのです」


「ああ、マドラム夫人か。魔法の気配がしたので追ったらこいつが居た」

「・・・息子のテオドールです」

「そうか、お前がテオドールか」


何を言われるかと怯えていると、ユリウスさまはフッと微笑まれた。


「お前は魔法の才能がありそうだ。期待している、頑張れ」


そう言うと、クシャっと僕の頭をなでて、部屋を出て行ってしまった。



ユリウスさまと会ったのは、この時一度きり。

僕は声を出すことすらできなかったけど、僕の狭い世界の中でユリウスさまの言葉は救いだった。


・・・僕に魔法の才能があるの?期待って僕に?


ユリウスさまの魔法に包まれ時に感じたた温かさと、頭を撫でられた感覚は今でも思い出せる。


後で知ったことだけど、ユリウスさまは政府機関の魔塔に研究員として働き、王族も一目置くヤミスさまに続き、一族の中でも飛びぬけた能力を持っているとても優秀な人だった。

ただ、本家の直系ではないらしく、一族の集まりにも顔を出さないし、屋敷に近寄りることもない。

本当ならグレイシャー家の一族として政府機関で働くのも許されないところを、その優秀さから特別に許された人物。


そんな人が、僕に期待してるって。才能があるって・・・


頑張って勉強して魔法がたくさん使えるようになったら、またユリウスさまに会えるかもしれない。

僕は言われるままにしていた魔法の勉強を積極的にするようにした。



そして、先週突然の王妃主催のお茶会に参加するように言われた。

知らない場所で知らない人達との交流は、僕にとって恐怖以外の何ものでもなく、想像しただけで身体が震えはじめる。


「今回のお茶会の目的は顔合わせ。婚約者候補、側近候補の選定よ・・・」

「お母さま!私王子さまの婚約者になれるのね!!」

「まだ顔合わせよ。お茶会で結果を残せば・・・可能性はあるわ」

「大丈夫よ!!私は美して賢いもの!うふふ!楽しみだわ」


「・・・噂のディルタニア家の娘も参加するようね」

「ディルタニア家の娘?前に生意気な子がいるって聞いたことあるわ!その子ね!」

「テオドール、あなたはディルタニア家の娘、アリステアの相手をしなさい」


「え・・・」

「イーディスが王子との時間を過ごせるようにするのよ・・・」

「そうね!邪魔者同士、隅にいることね!」

「テオドール、あなたに王子の側近は無理でしょうから、それくらいは役に立ちなさい・・・わかったわね」

「は、い・・・」



お茶会の場に行くだけでも、僕には難しいことなのに、はじめて会う人の相手など無理だ。


お茶会までの日々は、いつも以上に絶望的な気持ちで過ごした。

徐々に近づくにつれ、胃が痛くなる。


お茶会の前夜、夕食の後部屋に戻ると、机の上に手紙が置かれていた。


手紙?僕に?


僕宛の手紙なんて届いたことがないし、手紙は毎朝使用人が母上に渡しているから、この時間に届くのもおかしい。


不思議に思いながら手紙を手に取ると、封蠟の紋章はカラスだった。


しらない紋章。宛名も宛先も封筒には書かれていない。

でもなぜか、僕宛だと思った。


勇気を出して封筒を開けると、流れるようなきれいな文字で書かれていた。



『テオドール

明日のお茶会に私の教え子、アリステアも参加する。仲良くしてやれ。  ユリウス 』



短い文だが、初めての手紙は会いたいと願っていた人物からだった。


・・・ユリウスさまはアリステアさまの講師をしているの?


いいな・・・僕も教えてもらえたらいいのに・・・


たった1度しかあったことがない人からのお願い。

ユリウスさまの存在は、僕にとって唯一と言っていいほどの大切な存在になっていた。



アリステアさま・・・どんな人だろう。


先ほどまで感じていたお茶会への苦しいほどの恐怖は、感じなくなっていた。



==================



『王妃様、両殿下、お初にお目にかかります。ディルタニア家次女、アリステア・ルーン=ディルタニアです』


凛として落ち着いた雰囲気の声が聞こえた。


初めての場所、知らない人に囲まれた状況は怖くてたまらなかった。

ずっと俯いて、小さくなっていたが、その声が聞こえた瞬間、思わず顔を上げて声のした方へ目を向けて、息をのんだ。



日の光を受けて輝く、光の妖精・・・天使?

とても人間とは思えない美しくしい少女がそこに居た。


柔らかそうな金色髪、キラキラとした新緑の瞳、白くつややかな肌。

ピンク色の頬と唇。


・・・きれいだ・・・


――――トクン、トクン、トクン、・・・・・



心臓が痛い。

緊張とはちがうけれど、何を意味するのかは分からない。



ユリウスさまから『仲良くしてやれ』と言われた。

母上からは『アリステアの相手をしろ』と言われた。


僕は、彼女へ声をかけてもいいんだ・・・あんなきれいな子に、なんて声を掛けたらいいんだろう。


かける言葉を考えながら、ずっと彼女を観察していた。



良く聞こえなかったけど、ヨルムド殿下がアリステアさまに飲み物を渡すのが見えた時、なんだかすごく嫌な気持ちになった。

アリステアさまのお母さまが飲み物をとりあげるのを見て、ほっとした。


男性が女性に飲み物を用意して、女性がその場で飲むのは、大切な気持ちを受け取ることを意味すると聞いていたので、アリステアさまが飲まずに済んでよかった。



昼食の時、アリステアさまはずっと食べ物を見ていて、視線を上げることはなかった。

黙々と食事に集中していたようだ。

食事のマナーは苦手なのか、少しぎこちない。


最後の花の形をしたフルーツをじっと見ていた。

きっと可愛らしいものや花が好きなのだろう。


紅茶を飲むときは、砂糖もミルクも入れず、香りを楽しんでから、ゆっくり飲み、ほぉっと息を吐いていた。

なんだかすごく魅了的に見えて、また心臓が痛くなった。


僕と同じで、紅茶が好きなのだろうか。そうだったらいい。

彼女との共通点を見つけられたような気がして嬉しくなった。



バラ園に移動して、イーディス姉上に引っ張られて王子達と共にお茶を飲むことになってしまい、絶望的な気分になっていると、アリステアさまが一人でバラ園に来た。

レオナさまとレティシアさまがいない。


不思議に思っていると、アリステアさまにリリアンさまとサフィールさまが近づいて、何かを話していた。

なんだか胸騒ぎがした。


「イーディス、アリステアを呼んできてくれないかな」

「私がいますのに、あんな女を呼ばなくてもいいじゃないですか!」

「すこし聞きたいことがあるんだ。頼めるかな?」

「・・・ヨルムド殿下のお願いなら仕方ありませんわ!」


怒りながら、イーディス姉上はアリステアさま達の方へズンズンと進んで行った。


ヨルムド殿下はなぜアリステアさまを呼ぶように言ったのだろう。

バラ園につく前も、いつの間にか後ろにいるアリステアさまと話していた。



イーディス姉上のいつもの怒鳴り声が聞こえる。

内容は聞き取れないが、どうせまたひどい言い方をしているに違いない。


リリアンさまが怯えている姿を見て、僕もあのように小さく震えているかと思うと苦しくなった。

イーディス姉上がアリステアさまに詰め寄ると、アリステアさまとリリアンさまを守るようにサフィールさまが間に入ったのが見えた。



サフィールさまは僕の4歳上で、同じ年のイーディス姉上よりも身体が大きい。

赤い色のサフィールさまは、とても静かな雰囲気の人だったけれど、今はその色と同じく強い力を感じた。


イーディス姉上とサフィールさまが何か言い合いを始めると、アリステアさまがサフィールさまに触れて止めるのが見えた。

男性の肩に自ら手を触れるのは、『あなたを信頼しています』の意味だっただろうか・・・

サフィールさまもアリステアさまの手を握り、何かを告げてから手を離して、リリアンさまと共に離れた。


手を握り返すのは『あなたの信頼に応えます』・・・

詳しくは覚えていないけれど、騎士と守護者の間で誓うなにかの約束だったと本で読んだ気がする。


アリステアさまとサフィールさまが手を握った時、苦しくなった。

今度は息もできないくらい。

思わず俯き、苦しいのをじっと耐えた。



「さ、僕の隣にどうぞ」


ヨシュア殿下の声が聞こえて顔を上げると、イーディス姉上とアリステアさまがすぐ隣にいた。

美しいアリステアさまの姿にめまいがした。


「ヨシュア殿下!そこは私の席ですわ!!この女はテオドールの隣で充分です。そもそも、このテーブルで一緒に座るなんて・・・」


イーディス姉上の声にハッと意識を取り戻した。

僕の役目を思い出す。『アリステアさまの相手をする』ことと『仲良くする』こと。


今状況ですべてを満たす行動は1つ。僕の隣の席を進めればいい。でも・・・僕にできるだろうか?嫌がられたら、ショックで気を失うかもしれない。


「わ、私はまだマナーの勉強中なので、ヨシュア殿下とイーディスさまのを会話を学ばせていただきたく思います。なので、テオドールさまの隣に座らせていただきます」


アリステアさまの発言に、別の意味で意識を失いかけた。

アリステアさまが僕の名前を呼んでくれた。まだ直接あいさつできていないのに。

マナー的には良いことではないが、そんなことはどうでもいいと思えた。

名前を呼んでくれて・・・隣の席に座りたいといってくれたのだ。


気が付いたら行動していた。


「・・・こ、ちらへ」


全身の勇気を振り絞って、声をかけた。

そのあとの会話は正直よく覚えていない。


共通点と思われる紅茶の話題をしてみると、アリステアさまが『好き』と言って、美しい笑顔を僕に向けてくれたことで頭がいっぱいになってしまった。


途中でヨルムド殿下がバラ園の迷路へ行くことを提案して、行くことになった。


なんとなく、ヨルムド殿下にエスコート役を取られるのが嫌で、すぐに行動した。

行動してすぐ後悔した。これで手を取ってもらえなかったら、もう二度と誘えない気がした。


しかし、それは杞憂だった。


「ありがとうございます」


満面の笑顔と共に握られた手の感触が忘れられない。



ふわふわした気持ちで迷路の前に着くと、ヨルムド殿下がまた提案をしてきた。


『一番早く出口にたどり着いた人には・・・そうだな、僕の権限でできる範囲なら、何か1つ願いごとを叶えてあげるよ。僕が一番になったら・・・何か願いをかなえてもらおうかな』


ヨルムド殿下の提案に高揚していた気持ちが一気に下がる。


王子達にとって、有利な迷路での競争。王子達は何を願うつもりだろうか。

どう考えても、嫌な予感しかしない。

そっと隣に立つアリステアさまを窺う。

年齢が同じアリステアさまと僕の身長はほとんど同じ。

さっきサフィールさまがアリステアさまと並んだとき、サフィールさまはとても頼もしく見えた。


・・・ぼくもアリステアさまに頼られる存在になりたいな・・・


「が、がんばりましょう。一番になればいいの、です。難しいかもしれませんが・・・」


不安そうな顔のアリステアさまを見て、精一杯の言葉を伝えたけど、うまくいかなかった。

自分自身にさえ、元気づけるような言葉を発したことがないのに、人を元気づけるなど、ハードルが高すぎた。

しかし、アリステアさまはそんな僕を見下すどころか、また優しい笑顔で答えてくれた。


それだけで僕は何でもできるような気がした。



ヨシュア殿下の号令と共に、僕は走った。

ちゃんと走ったことがないから、すぐに疲れて休んでしまったけれど、それでも何度も何度も繰り返しながら走った。


ただ闇雲に走っては1番になれない。

いままで、1番になりたいなんて思ったことも、考えたこともなかった。

でも、この迷路で王子達が1番になってしまったら、とても嫌なことが起きそうで、それを避けたかった。


もし、ヨルムド殿下がアリステアさまを婚約者に望んだら・・・考えただけで苦しくなった。


それは嫌だ。

もしかしたら、見当違いなことかもしれないけれど、危険は回避するべきだ。


「・・・すこしズルだけど・・・」


服の下に隠してあった、ネックレスを取り出す。

この青い水晶のネックレスは、保護魔法の一つ、『正しき道しるべ』の魔法が施されている。


僕は屋敷の中でも、ほとんど決まったところしか移動しない。

だから時々、イーディス姉上に行ったことのないところに呼び出されてしまうと、屋敷の中で迷子になる。


迷子になった僕が、父上や来客に遭遇するような失態をしないように、母上にこれを持たされるようになった。

城で迷子になりたくなかったので、こっそりネックレスを持ってきていた。


「こんな形で役に立つなんて思ってなかった・・・」


青い水晶部分を握ると、淡く光りだし、次第に光が矢印の形になった。

この魔法は、握った人が行きたい場所へ導いてくれるのだ。


「これならきっと大丈夫・・・」


僕は矢印の導く先へと急いだ。




結果は、やはり僕が1番だった。

僕が何かで1番を取る日が来るとは思っていなかったので、すごくうれしかったが、ズルをしたので本当の1番とは言えない。


出口に着くと、なぜか母上たちが少し離れたところでお茶をしているのが見えた。

近づくと、サフィールさまとリリアンさまもいた。

どうやら皆で迷路で競争をすることになったのは伝わっていたようだ。

母上の隣に座るように促された。


「・・・テオドール。あなたが1番になるとはね・・・」

母上の声は僕を褒めるものではなく、疑うものだった。


母上は、僕に『正しき道しるべ』の魔法が施されているネックレスを渡したこと自体忘れているのかもしれない。


「アリステア!無事に出られたんだね!よかたぁ」

「心配したわ。話は聞きましたよ」


アリステアさまのお母さまとレオナさまが、嬉しそうに声をあげたので、そちらをみると、アリステアさまがこちらに歩いてくるのが見えた。


よかった。アリステアさまも迷路を脱出できたんだ


・・・なんだろ、あの花・・・


迷路から出てきたアリステアさまの髪に、迷路に入る前はつけていなかった黒色のバラが差さっていた。


すごく嫌な予感がした。

それに、アリステアさまに黒の花なんて似合わない。アリステアさまには・・・僕なら、青い花を贈りたい・・・



そのあと、王子2人とイーディス姉上の3人がまとめて出口から出てきた。

イーディス姉上がまた僕に怒鳴ってきたけど、今日は人目があるせいか、母上が僕をかばった。

そして、願いは何かと聞いてきた。


正直、1番になることが目的で、特別願いがあったわけではない。

でも、もし今なんでも叶うなら、僕もアリステアさまに何かを贈りたい。


そう考えた時、アリステアさまは紅茶が好きだと言っていたことを思い出した。


本当は青い花を贈りたかったけど、なんとなく、それは僕がちゃんと用意して贈りたいと思った。

だから、アプリコットの紅茶の茶葉を願った。


願いはかなえられて、手に入れた紅茶の茶葉を、アリステアさまへ渡した。


受け取ってもらえるか、ドキドキした。

でも優しいアリステアさまならきっと・・・


「ありがとうございます。テオドールさま」


驚いてはいたけれど、やはり受け取ってくれた。

僕の心臓は激しく音を立てていた。


心臓の音が聞こえてしまうのではないかと思い、席へ急いで戻った。



お茶会はそのまま解散となり、アリステアさまと別れの挨拶はできなかった。


次に会えるかわからないと思うと、また心臓が痛くなった。






「・・・テオドール、なんでディルタニア家の娘なんかを助けたのかしら」


母上の言った意味は分からないが、もうどうでもよかった。

この馬車が屋敷につけば、またいつもの生活が続くだけ。


ただ、魔法をもっと頑張れば、いつかユリウスさまに会って、アリステアさまの話を聞けるかもしれない。

そして、もし、何かの奇跡でアリステアさまと再び会えたら・・・次は青い花を贈りたい・・・



イーディス姉上が隣でまた何か怒鳴っているが、アリステアさまのことを考えると、不思議と今までのような恐怖を感じることはなくなっていた。



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