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NIGHTSKY〜夜天〜  作者: 響丸
第5章 二度目の始まり 第一節 少年の物語の始まり
4/4

#2 血を継ぐ者

「固有魔法 夜天」


自分の掌に漆黒に輝く黒刀を現れた

それを握り


「ふん!」


僕は黒剣で火球を斬り伏せた


「おい、、、今のはなんだ?」


その試験生は自分の魔法が斬られた所を目の当たり

にして、唖然としていた。


「これが僕の魔法だ」 


「おい!お前らいい加減に……」


「ジャック試験官止めなくてもいい」


ジャック試験官が僕達の事を止めようとした時急に

試験会場に腰あたりまで届く程の黄色の綺麗な長い

髪の女性が現れジャック試験官を止めたその容姿に

僕はとても見覚えがある気が………


「あ、貴方はエレナ校長!!」 


ジャック試験官の大きな声が周りに響き渡る


「少し気になって来てみればどうやら面白そうな事

になっているじゃないか」


エレナ校長はニヤニヤしながらこちらを見てくる


「おい、そこの二人リョウ=エドリフにそっちは、

確かディランだったな!ちょうどいいそこの二人は

今から第二項目の対人戦を始めてもらがいいな?」


な、なんて適当なんだ!と内心では思ってはいたが

でも!このディランと決着がつけれるなら


「始めてください」


「は、その度胸は大した物だなあとで泣くなよ」


「よし!なら第ニ項目対人戦を始めるルールは簡単

負けを認めるか気を失った方が負けだいいな?では

早速だが始めるぞ」


その瞬間周囲が静まる。。。


「始め!!」


その掛け声と同時にデュランは僕と距離をとった


「は、いくらお前が魔法で剣を出そうがお前に近付

かなければ怖くもなんともないんだよ遠くから俺の

魔法でお前を倒してやるよ」


ディランはそういうと、さらに僕との距離をとると


「火球×5 さっきみたいに斬れるかなぁ?」


5つの火球を生成すると僕に攻めてくるがその程度

の作戦なら勝てる


「さぁ、この特等席で見せてもらうか血を継ぐ者の

力をじっくりとね」


「固有魔法 夜天+魔力付与」


「は…………?」


僕は、黒刀の刀身を魔力で纏いその勢いのまま色々

な方向からくる火球5つとも切り裂いた


その光景を目の当たりにしたデュランはありえない

光景に呆然となり、間抜けな声を上げたその光景に

他の試験生やエマも呆然としていたがエレナ校長は

僕がした事が分かったのか笑みを浮かべていた。



あらゆる方向からくる魔法を一度に防ぐ事は簡単だ

だが、これはあくまでも同じ魔法使いならという事

これが魔法適正もない者ならまず無理ださらに一流

の剣士でも剣技を使わないと難しいとされている。


でも僕はその無理を剣技も使わずに斬り伏せた、、

そうこれこそが夜天の力僕は正直まだこの魔法の力

があまり分かってはいないが2つだけわかる事がある

一つめ………


「夜天固有魔法 陰影」


僕は自らの影の中に消えた。これが一つめこの夜天

に独自の魔法が埋め込まれている事僕はその魔法を

夜天を通して使用できる事


「おい!何処に隠れたんだ!この無能野郎がぁ」


デュランは僕への感情を剥き出しで喚いている。


「ここだよ」


「な、何をしたんだァァァ」


「火……」


陰影は影や暗闇を移動できる僕は、今自らの影から

デュランの影に移動をして背後をとる、デュランは

すぐに僕の方を向き魔法を唱え始めたがもう遅い。


さっき言い忘れた僕が分かった2つめ

は……


「蒼月流 三日月」


「がはぁ」


僕は凄い速さでデュランを横から黒の斬撃で斬った

けど一応魔力を纏っているから大丈夫だろぉ………



そうこれが2つめの謎の剣技、僕が初めて夜天を生成

して触った瞬間に脳裏にこの謎の剣技が僕の頭の中

に入ってきた。この剣技が何なのか?分からない

がこの剣技は夜天ととても相性が良いことは分かる

これが僕の分かっている夜天の能力


「勝者 リョウ=エドリフ‼︎」


誰もが予想だにしていなかった結果に他の試験生達

の間にざわめきが起きていた。


「え?最後のあの黒い斬撃は何?」


「魔法が使えないんじゃ………」


「あとあの陰影?って何一瞬で移動したし……」


そんな状況下の中ただ一人エレナ校長はその光景を

見てニヤッと笑みを浮かべていた。


「魔力により無から黒き剣を作り出し異界の剣技を

使う者こそが血を継ぐ者か、確かめる為に戦わせた

が間違いないな、あの子こそ先祖様が言っていた者

血を継ぐ者で間違いないな さぁ全て分かったし私

はこの辺で帰るか」


エレナ校長は試験会場から立ち去って行った。




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次回の更新は 9月25日20時です

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