第一話 試験会場にて
「す、凄いなぁ〜」
僕は今、あの、ストリフ学園の門の前に立っている
僕はあの人みたいになる為に絶対に合格してやる!
僕はそんな強い意気込みを持ちながらも門をくぐり
2次試験会場へと向かった。そして試験会場に着くと
何故か皆んな僕の方を睨みつけている気がする。。
「ねぇ、もしかしてあの人が……」
「えぇなんか思ってた人と違うね」
「もっと凄い感じの人かと……」
その場に居た試験生が僕の方を見て話していた。
「ねぇ貴方が一次試験が免除になった人よね?」
「あぁ……そうだけど貴方は?」
「あ、自己紹介してなかったね私はエマ=ストリフ
貴方と同じ免除生の一人よ」
「僕はリョウ=エドリフと言いますえっとリョウで
構いません」
「私の事も気兼ねなくエマでいいわよ、宜しく」
僕の前にいきなり来たエマは黄色の髪に青色の綺麗
な瞳をしており身長は、168センチくらいで背は僕
より少し小さい程であるそれに名前がストリフ??
この人もしかして……いやこれは僕の考えすぎだな
僕達はお互いに握手を交わすとその場に座り込んだ
「まさかね私以外にも免除生が2人もいるなんて全く
思わなかったなぁ私だけだと思ったのに……」
「あの….そもそも免除生ってなんですか?」
「えっ!貴方、免除生なのに知らないの??免除生
って言うのはね学園長に認められた優秀な試験生達
って事だよ貴方も実際そうでしょ?」
「あ、、うん」
なんで僕が優秀だって認められたんだろう………
その後もエマとこの学園の事を語り合っていると
「はい、お喋りは終わりだ試験を始めるぞ」
皆んなはその掛け声で喋るのを辞めて声の方を見た
するとそこにはいつの間にか一人の男が立っていた。
その男は黒の制服で身を包んでおり顔だけが何故か
全く見えないが身長は180ほどあり僕よりもでかい
その男は会場が静まるのを確認すると口を開いた。
「俺は、今回の二次試験を担当するジャックという
宜しく頼む。では早速だがこれより二次試験を開始
したいと思う!俺は長々と話すのが嫌いでな最初は
魔法適正チェックから開始する」
「魔法適正チェック?」
「リョウ!もしかして魔力適正も知らないの?」
「うん……」
「普通は誰でも知ってるのに……」
エマは、僕が魔法適正を知らない事に対してとても
驚愕していた。
「まぁ良いわ魔法適正って言うのはね誰もが生まれ
ながらに体内に所持してる魔法の属性の適正を装置
で1〜100の数値に表して確認するの
1〜20 一般
20〜30 下級魔法使い
30〜50 中級魔法使い
50〜80 上級魔法使い
80〜99 賢者
99〜100は…人外と呼ばれているのそして私達も今
からその魔法適正をするって事分かった?」
「うん!よく分かったよありがとう」
「あ、うん…そ、そんなことよりも早く魔法適正を
行う場所に行くわよ!!」
「うん、ってえ?なんで引っ張るの?」
エマは何故か顔を赤めると僕の腕を掴み引っ張ると
急ぐように次の魔法適正を行う場所へと向かう
完
キャラ紹介
リョウ=エドリフ
髪は黒髪で少し短めの髪をしており身長は175センチ程である
お終い。。
次回更新日 9月21日20時より