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買い物

〈フェリク市場〉

たくさんの店が並んでおり

中には飲食店や香辛料屋などがある

市場にある1つの八百屋の前でキャルが止まると

ポルクは大声で

「カリクさーん、買い物に来ましたー」

「ほーい、ちょっと待ってろ」

店の奥から坊主の大柄で強面の男性が歩いてきた

「おう、ポルクとキャルじゃねえか、今日はどうした?」

この人はカリクさん、元々は傭兵をしていたんだけど

八百屋の娘さんに一目惚れをして結婚して

八百屋の店主をしている

顔は怖いが優しい人だ

「スズさんのお使いできたんだ、リンゴを3つ下さい」

「そうか、ちょっと待ってろ、うまいのを選んでやるから」

カリクはリンゴが山のように入っているカゴに近づき、選び始めた

「ありがとう、カリクさん」

「良いってことよ」

「そういえば、メリアさんは?」

メリアさんはカリクさんの奥さん

「ちょっと風邪をひいちまってな」

「大丈夫なんですか?」

「おう、安静しとけば大丈夫って医者が言ってたからな」

「そうなんですか、それはよかったです、そうだ、これをどうぞ」

ポルクは鞄からなにかを取り出し、カリクに近付いた

「これは?」

「これは、蜜飴(みつあめ)です、僕の家では風邪になったときは蜜飴を舐めるんです、まぁちょっと小さいですけど」

「そうか、ありがとな」

カリクは紙で包んだ蜜飴をポルクから受け取り、胸ポケットに入れた

「さてと、うまいリンゴを選んだぞ」

「ありがとう、全部でいくらなの?」

「おう、3個で銅貨6枚だ、それと蜜飴の礼にイチゴを一つおまけしといてやる」

「本当に!!ありがとう♪」

ポルクは銀貨1枚を手渡し

「銀貨1枚だから銅貨4枚の返しだ」

ポルクは銅貨を受け取り、鞄に入れた

「じゃあ、お願い」

ポルクは鞄の口を大きく広げ、カリクに差し出した

「おう」

カリクがリンゴ一つを鞄に近付けると吸い込まれるように中に入った

「いつ見ても面白いな」

残り2つのリンゴも入れた

「それとおまけのイチゴだ」

イチゴも鞄に入れた

「ありがとう♪カリクさん」

ポルクは鞄を閉じ

「おう、また来いよ」

「うん、メリアさんにお大事にって言っといてね」

「おう、わかった、伝えとくよ」

キャルは八百屋を後にした

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