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薬師ギルドマスター

キャルは薬師ギルドの窓をすり抜け中に入った

ギルドの窓にはポルク達が入れるように特殊な魔術が掛かっている

キャルがカウンターの上に降りると

ポルクはキャルから降り、カウンターに置かれているベルを叩いた

「はーい、今行きますよ」

奥から小柄な紫髪のお婆ちゃんが現れた

「スズさん、おはようございまーす」

「ポルクじゃないか、おはよう」

このお婆ちゃんは薬師ギルドのマスターでスズさん

とっても優しいお婆ちゃん

「今日はどうしたんだい?」

「冒険者ギルドからの発注書を持ってきたんだ」

ポルクは鞄を置いて、発注書を引っ張り出した

「はい、どうぞ」

ポルクはスズに手渡した

「ありがとね」

スズは受け取ると

首から掛けている眼鏡を着け、注文書を読み始めた

「また、ポーションが足りなくなったのかい?全く」

「スズさん、いつものお願いします」

「あぁ、そうだったね」

スズはメモ帳から1枚破り取り、書き始めた

「発注書を確かに受け取りました、スズっと」

それを小さく折り畳むとポルクに手渡した

「ありがとう、スズさん」

ポルクは受け取ると鞄に入れた

「ポルクはこの後は用事はあるのかい?」

「特にないけど、どうして?」

「仕事を頼みたいんだけど、良いかい?」

「もちろん、良いよ♪」

「じゃあ、リンゴを3つ買ってきてくれるかい?アップルパイを作るから」

「アップルパイ!!」

ポルクはキラキラした目でスズを見た

「ポルクの分も残しといてあげるよ」

「本当!!やったー♪スズさんのアップルパイ大好きだから嬉しい♪」

キャルはジーとスズの事を見ていた

その視線に気付いたスズは微笑みながら

「もちろん、キャルの分も残しといてあげるよ」

それを聞いたキャルはその場で軽く羽ばたいた

「じゃあ、お願いね」

スズは銀貨1枚を手渡した

「お預かりします」

ポルクは銀貨を受け取ると鞄に入れた

ポルクはキャルに乗り

「行ってきます、スズさん」

「いってらっしゃい、ポルク」

キャルは飛び立った

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