8 2年越しの再会
どうも、かまぼこです
できあがったので投稿しました
それではどうぞ
「……?」
……くっ、麻痺が物凄い邪魔っ……なんでまだ取れないのよっ
私がちょっとイラついている間に……クレアちゃんはお兄ちゃん?にひそひそと何かを伝えていました
とりあえず……彼が誰か確かめなきゃ
「【鑑定】」
私の目の前に表示されたのは……
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名前:白ノ宮玲央/魔王べリアル
種族:人間/魔族/???
レベル:??? HP:??? MP:???
天職:【魔王】/???
称号:???
所有チート:???
所有スキル数:???
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「???」多っ!ってそれよりもこの人、ほんとに私のお兄ちゃんぽいし……というか【魔王】様出て来たんですがーーー!
魔王って本来は物語の終盤にでてくるはずなのに……なんでこんな序盤に出てきてるんや……?
驚きとツッコみが入り交じった感想を漏らす私
お兄ちゃん(魔王様)は私の方を向いたかと思うと
……すっ
その場から姿を消した……と思いきや、一瞬で私のすぐ横まで移動してきました。
当たり前のように瞬間移動、流石ですね...
等と思っている間に、お兄ちゃん(魔王様)は、腕の中で私を仰向けにして抱いていました……
「姫、じっとしてろよ【消去】」
お兄ちゃんがそう言って、私の肩にぶっ刺さっていた剣に触れると……その剣は細かい粒子になって崩れていきました
「【瞬治】」
続けてお兄ちゃんは回復系?のスキル?チート?魔法?で、私のHPを全回復させました。魔王様なのでこれくらいは普通ですねもう
「どうだ?姫、喋れるか?」
「......」
あれ?声でないんですけどなんで?あ、MP尽きてる……
視界左上のHPバーは満タンだが……MPは完全に尽きている
この世界の人の体は……魔力を力に変えて動いているそうです
充電がないスマホが動かないのと同じような原理ですね……
「やっぱり、マナが切れてるか。しょうがない、直接与えてやるか」
……え?ちょ、直接?それってつまり……
ちゅっ
……という擬音よりは、ズキュウウウンって効果音が後ろにつきそうな
キスを……してきましたっ!
キスだぁぁぁぁぁ!!人生初の……キスだぁぁぁぁ!
ヤバいちょっと待って私顔めっちゃ赤くなってうわあぁぁ……
ちょ、お兄ちゃん!?こ……こんな公共の場所でキスなんて……は、恥ずかしいよぅ
恥ずかしいという感情で気づかなかったけど……お兄ちゃんから何か流れ込んできてる
さっき直接与えるって言ってたから……魔力かな?MPも徐々に回復してきてるし
「ふぅ……もう大丈夫だろ。姫、喋れるか?」
「あー……うん、喋れるよ~ありがとっ!!お兄ちゃん」
私、ようやくまともに喋れるようになりました
ぱちぱちぱちぱち―
周囲にいた【国民】の皆さんも、拍手で祝福してくれました……よかった
「皆様っ!!ありがとうございますぅー!」
私はできる最大級の笑顔で、その場にいる人達全員に感謝の気持ちを伝えたのでした……ただ2人を除いて……
「さてと、感動の再会をしたところで...俺達にはやらなければならないことがあるっ!!」
お兄ちゃんは立ち上がると、拳を握りしめて言い放ちました
え……今から何をするのかって?それはもちろん……
「おいそこの騎士2名、貴様らは自分が何をしたのか……わかってるよなぁっ!」
私に剣をぶっ刺して怖い思いをさせた騎士2名の裁判的な何かです……
「一応聞くけど、こっちの世界の法律?だとこれはどういう罪になるの?」
「一応……無罪」
……え?
「無罪?」
「ああ、まあ減給くらいはあるがな」
……ちょっと不満なんですが
「不満なら姫が減給額を決めてもいいぞ」
「えっ?ほんとに?」
……私、こういうことは初めてなので
「とりあえず、3ヶ月間7割減で……」
適当に言ってみました……
「おっけ、決まりだな……」
即決で通りました……
「「は……はい、申し訳ございませんでしたぁぁ」」
判決を言われた騎士さん2名は、その場でお辞儀をすると、城へ戻っていきました。そろそろ交代の時間なのかな?
それを見て【国民】の皆さんもそれぞれ解散し、この場には私とお兄ちゃん、そしてクレアちゃんが残っていました
「クレア、ありがとな。今日はもう持ち場に戻っていいぞ」
「はい!!魔王様、巫女様、おやすみなさいませ!!転移!!私の家」
クレアちゃんはどこかに転移していきました。
「さて、俺達はまだやることがあるから……城に戻るぞ。とりあえずついてこい」
「はいっ!!」
私は、お兄ちゃんについていくことにしたのでした……
一応、次回から新章?です
それではまた




