表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Wanderer’s Steel Heart  作者: 蒼波
アリーシャ・リュミエール篇
4/16

群影急襲 1


「────高熱源体の集団を捕捉した?」


アリーシャに告げられた旅団長(キャラバンマスター)の最初の言葉だった。


「うむ。」

老いた白髪の旅団の長は神妙な面持ちで頷き、続ける。


「────4日ほど前からだ。ワシらと一定距離を保ちつつ尾行しているように見える。熱源の大きさで言えば、稼動拠点(オペレーションベース)程ではない………が………」


「────数が多い、ってかい?」


旅団長(キャラバンマスター)の言葉を繋ぐように呟くと、複合装甲(コンポジットアーマー)の壁にアリーシャは両腕を組んで俯いた。


不可解なのだ。

こちらを襲うつもりというのなら、稼働拠点(オペレーションベース)があってもいいはずだ。それに、一定距離を保ちつつ………?尾行(ストーキング)とは、また気持ちが悪い。


アリーシャは

「はあ〜ぁ……ちびっこくて数が多いのは、ここの子供等で十分さ。────つまりは、《強き心臓(ストレングス・ハーツ)》の群れなんだろう?粗方、近くのゴロツキって所かね……?」

と溜息混じりに吐き捨てた。


旅団長(キャラバンマスター)は頷くと、アリーシャを見据えて、


「────頼めるか、アリーシャ。いや、我らの(Notre)(lumière)よ。」


アリーシャ・リュミエール、(lumière)のフランス語姓を持ち、その名の通り、この旅団(キャラバン)を強く照らす灯火となった彼女。


彼女の答えは、


「────旅団(かぞく)の為さ、断る理由なんて有るかい。」


やはり、旅団(かぞく)の光と成り続ける事だった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ