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マハトガとの出会い
その日の事は今でも鮮明に覚えてる。
「はい…これにて必要な御手続きは完了しました。」
フロント受付の女性は俺から受け取った書類を揃え、脇に置くと、「こちらにサインを」と契約書を挟んだ伝票ホルダーと羽ペンを差し出した。
それを受け取ると、俺は何処か感慨深さを感じながら、自分の名前を署名し、受付の女性に返した。
「ありがとうございます。ウェイド・ブラックスミス様。これで、このマハトガは正式に貴方の機体となります。」
とにこやかに言うと、深く一礼し、
「放浪者としてのまだ見ぬ旅路と活躍、当工の機体が最適な相棒となる事を心より願います。」
と告げると書類を持って奥へと消えていった。
マハトガ。
そう、今日からコイツが俺の相棒だ…!
あれからもう、3年が過ぎた。
最高の相棒は突然、別れを告げた…
回想会です。(メタ的な話、主人公の名前を出すタイミングを見失ったので、今回での発表になりました…




