1.出会い
初心者の初投稿です。
僕の名はケンイチ夏休みに長◯県◯鹿村に有るおじいさんの家にお父さんと一緒に遊びに来ています。おじいちゃんの家は信州の山奥にあり過疎化が進み子供は遊びに来ている僕だけです。
おじいちゃんの家のしば犬のジローと一緒に山の中で遊びまくっていましたが、ある日突然山奥から沢山の人がぞろぞろと疲れた足取りで現れました。
犬のジローは低く唸りながら警戒しています。僕はジローを横抱きにしながら呆然としていました。
先頭の人が僕に気づきゆっくり近づき話しかけてきました。
「わしらはガーリック村から来たのだけど、ここはどこの村だべさわん。」なんか聞き取りにくい言葉で話しているのだけど日本語のようです。
僕もジローを従えて近ずいてみたのですが、何か変なのです?
おじさんの顔が・・・・・・・犬なんです!
お尻からは立派な尻尾がゆらゆらしています。着ている服も粗末だと思いませんが、何というか時代が古い様な感じがします。背は高くなくて普通に二足歩行しているのに、皆んなの顔や体が動物なんです?
小さな子供達もいますが犬や猫や狐みたいな動物顔なんです!一様に疲れた顔で、中にはしやがみこんでいる子供達もいます。
ジローがその犬顔のおじさんに近づき、臭いを嗅いでいるのですがおじさんが手をだすと、ぺろぺろ舐めだし顔も舐めだしたのです!
「おおーこれはわしらの先祖さまかのーわん!」何やら変なことを言って、その犬顔のおじさんはジローの顎を撫で始めました。
何か外国人の様ですけど悪い人には見えなかったので、この山を下ったところに村がありますと犬顔のおじさんに伝え、ぼくが村の皆んなに伝えに先に下りますと、言ってジローを連れて走って裏山を下りました。