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晴れの日、晴れの靴。

「毎月300字小説企画」様、4月のお題「靴」で書かせていただきました。

空白、改行、ルビを除く300字。


 親父がUMA(未確認宇宙生物女子)と再婚して4ヵ月。

 何だかんだと同居しないまま終わるかと思いきや、奴らはいきなり家にやって来た。

 そしてあろうことか妹は俺の学校に通うと言う。


 無理だろう!?

 ヅラ(かつら)被せて制服着せて、でも銀色の肌をどう隠す? 

 バラエティショップでしかお目にかかれない馬の被り物なら……いや、違和感がフル稼働で仕事する!


「ま、案ずるより産むが(やす)しって言うし、いざとなったら脳に干渉してUMA認識しないようにするなり方法はいくらでも」

「そんなことしたら人類から敵認定されるわ!」





「なぁ、悩みがあるから聞くぞ?」

「聞かないのも優しさだ」


 何の対策もないまま明日は入学式。

 新学期に合わせて下ろした新品の靴が、目に、(ひど)く眩しい。

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