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妹は不治の病になりました。

「毎月300字小説企画」様、2月のお題「甘」で書かせていただきました。

空白、改行、ルビを除く300字。

前回(1月分)の兄と妹の話。12か月続けてみようと思います。

 俺に妹ができた。

 ただ(一般地球人)と同居する許可がまだ降りないんだとかで、Xデーは先延ばし。

 おかげで俺は毎日、〝妹との激甘同居生活〟を夢見る悪友から質問攻めにされている。


「妹ちゃんって目が大きいんだって?」

「だな。あれっくらい(女児向け少女漫画雑誌を指し)」

「細いんだろ?」

「だな。あれっくらい(女児向け少女漫画雑誌をry)」

「髪は? (女児向けry)」

「ない」


 毛根すらねぇよ。


「ないってスキンヘッドじゃあるまい……し……」


 黙り込んだ俺に悪友は笑みを引っこめ。

 そして。


「すまん! まだ同居してないってそういうことだったんだな!」




 後日。

 〝薄幸の美少女な妹は不治の病で入院中〟設定が勝手に広まっていた。

 どうするんだこれ。

 

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