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季節は秋通り越して冬
「毎月300字小説企画」様、10月のお題「つなぐ」で書かせていただきました。
空白、改行、ルビを除く300字。
注意書き:1月から続いている地球人兄とUMA妹の話です。
UMAな妹が研究所に帰って一ヵ月。
急に冷たくなった風が、すっ飛ばされた秋の存在をあったかのように誤認識させる。もうずっと妹に会えていないように感じるのはそのせいだ。
まだたった一ヵ月。
同居するする詐欺だったあの頃よりずっと短い。
「いや心配しろよ。今頃鎖に繋がれて実験されてるんじゃないかとか、最悪解剖されてるんじゃとか考えねぇ?」
「想像力豊かすぎて逆に引く」
研究所に帰ったのはただのメンテナンス。事件性なんかない。
第一、帰って来なくたって半年前に戻るだけ──
「ってことで一週間後に救出作戦決行な!」
「は!?」
悪友の声に我に返る。
待て。少しはモノローグに浸らせろ!
ポエムっぽい冒頭は何の意味があるんだよ!




