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ゴルディア崩し 8 冒険者ギルド

 買取カウンターにチャラ男。それと仲間の残り。爆散したのは除く。それと民衆に紛れていた監視4つの首を並べる。

 「責任者と、この依頼書の依頼人出しなさい… 「そんなことできる”ぼん”…」 早く。」

 受付嬢の首が壁まで飛ぶ。ふきあがる鮮血。

  「な!」「貴様!」

  「人殺し!え、衛兵を!」

 罵声を吐きながら出入り口に…逃げるのかい!仲間がやられたのに。

 「出られないわよ”結界”で覆っているから。誰一人…」

  「おまえ!」

 伸ばされた手を取り一本背負い引手も完璧!そのまま巻き込んで頭頂部から床にたたきつける。”ぶぐ”体内に見事にめり込んだようだ。垂直に、タイミングよくが重要よ。

 「私はセツナ…この依頼書のターゲットよ。ギルドが私に敵対をした…門の外で殺されそうになったわ。報復に来て当然でしょう?」

  「そんな!」

  「私たちは関係ない!」

 「あら、ここに殺害依頼…ハンと私になってるわよ。受付印もあるし。」

  「知らな”びき”いいいいいい!」

 「そんな見えない目玉要らないわね。貴方…このサインのアラミンっての誰?言わないと…」

  「あの子です!壁際の黄色い服の!」

 「そう」…。

 

 「さて…アラミン…聞くけどこの依頼書は?」

  「は、はい…ギルドマスターより…B以上の人が来たら出せと…」

 「そのギルマスは?」

 そっと指を首塚のほうへむける…

  「あの中に…」

 見物してた中に居たようだ…

 「ハン?」

  「さて…新しく就任したのやも知れねぇですね…」

 「で。冒険者ギルドとしては何をしてくれるの。返答次第では皆殺しよ。」

  「そんなばかなこ”びきき””ぱん!”…」

 アイアンクロー…まっくす!ぱうわぁ!一気に握ることで、頭頂部の頭蓋が内圧に負け、ブドウの実のように、脳みそを吐き出す。

  「ひぃ」

  「きゃー」

 「命狙われたのよ。貴方達に。今の返事で良いわけね。」

  「わ、われらは、正当な業務をしただけだ!」

 「あらまぁ!驚きぃ!ここって暗殺者ギルドだったのね?了解…そこの子。貴方は何しに?」

  「か、空瓶の回収に…た、助けてください…」

 「君は?」

  「や、や、薬草の、の、納品に…見習いしてます…」

 「そこのご婦人は?」

  「や、薬草ぉさ、しゅ、しゅ、採集の依頼に…」

 「どうぞ。でられるわ。そこから外に。」

  「は、はい!」

 ”ガン”

 「許可なきものは出られないわよ?バカでしょアンタ。」

  「俺も依頼に…」

 「”鑑定”冒険者じゃない。関係者ね。」

  「ひぃ!知らなかったんだ…本当だぁ!俺たちは!」

  「ああ!た、助けてくれよぉ~」

 「ふむ…良いわよ。私の正当性の証言してね。この紙に名を書いて。」

  「!助けてくれるのか!」

 「”冒険者”はね。余計なこと言ったら…」

  「は!はい!」

 その場にいた冒険者も解放。お客も無し。各部屋を見て回る。ギルド長室に隠し部屋があり、誰かいたようだが…ふふふ。ばかねぇ。もちろん、見逃してあげるわぁ。今はね。

 「さて。帰ろうかしら。ハン行くわよ」

  「へい?…もう、よろしいので。」

 「ええ。」

 …外に出ると続いて出ようとしたギルド職員達が引っ掛かる…

  「な!」

  「どういうことよ!」

 …逃がすかよ…敵対者には死を!

 

 「許すわけないでしょうよ…はぁああ…ふぅう…」

 精神集中…ふぅう…

 「♪ああ…晴天に光輝く生命の源よ、育む温もりよ…その力、その恵み…♪どうか、私、セツナに…そして、この盲目たる哀れな者達に慈悲を♪…」

 ”結界”の壁を内側からどんどんと叩く哀れな者達。クス。

 「…陽光の恵み♪神の御慈悲♪…その命のを汚す者共を、生の源、日輪の灼熱を持ち、この者達を…この場を清めたまえ!」

 歌うように紡がれる呪文、周りに満ちる魔力、そして太陽より一筋の光の軌跡…

 「さようなら…滅却魔法…聖陽光収束波動はどうほうはっしゃ!」

 太陽より大量の光が降り注ぎ、誰もがその光に目をつぶり、手で覆う!

 光が収まるまで数秒。その後人々の見たもの…。結界内は更地に…建物も家具も、そして人も…。そこにはまだ赤熱した溶岩が残るのみ…

 「はい。お終い。」

  「な!」「すげぇ…」

  「ゆ”勇者”様?」

  「ほ、本当にいたんだ…」「”勇者”様…」「”勇者”…」

 「皆、あまり騒がないでね?命を狙われたから報復しただけ。…以上!」

  {は、はいぃ?}{え、ええぇ?}

 「じゃ、そういうことで。うふ♡」

  「セツナ様…」

  「なにごとだ!この騒ぎは!」

 まぁ、こうなるわな…

  「!!!ギルドは…ギルドの建物は…どういう…ことだ?」

  「り、領主様にお知らせしないと!」

 「静まれ…我は”勇者”セツナ…この街の冒険者ギルドは、我が命を狙った…ホレ、証拠の受注書だ。その報復で消えてもらった。職員ともどもな…」

  「に、偽物ではなかったのか!」

 「うん?あなた達も関わりがあるの?」

  「へ?」

 「ふ~ん。あなた達が依頼者かな?ふふふ。」

  「へ!へ!?」

 「じゃ、あなた達を斬りすててから領主の家でも消しにいこうかしら?」

 領主は戻らないかもだけど?

  「へ!い、いえ!いえ!”勇者”様!私どもは何も!文句もありません!はい!」

  「た、隊長?」

 「そう?じゃ、あとはヨロシクね!うふ♡」

 ここはぶりっ子ポーズで切り抜けよう。

  「…セツナ様…」

 「良いのよ。とっとと帰るわよ。」

 …。


 「”勇者”の姉ちゃん!俺も連れて行ってくれ!」

 門のわきに男の子?

 「ん?君は?」

  「おれはぐぶ。」

 噛んだ?ぷくす

  「お、俺はぶ、ラック!…笑うなよ…姉ちゃん!」

 「で、そのブラック君は私に何の用?」

  「ん?ラックだ。で、弟子にいしで」

 噛んだ?

  「…弟子にしてくだふぁい!」

 「…ぷくす」

  「…でっ、弟子にしてください!」

 「弟子希望のラック君。…でいいのかな?」

  「はい!」

 「で、ご家族は?どうなりたいわけ?」

  「強くなりたい!さっきの魔法も見た!オレ…俺。強くなりたい!」

 「何のために?」

  「そりゃ、自分の為だよ!人の為じゃないとダメ?そんな余裕ないし、気もないよ!」

 「うん。良いよそれで。人の為?そんなんじゃお腹は膨れないよ。」

  「…姉ちゃん本当に”勇者”か?」

 「どうだろうねぇ。で、ご家族は?」

  「天涯孤独さ!冒険者見習いだったけど…ギルド…なくなっちまった!稼ぐところが無くなっちゃったぜ!」

 「あら、それは大変ね。」

  「姉ちゃんのせい…といいたいけど…腐ってたからなぁ。ここ。」

 「ふふふ。そうね。私…弟子はとらないのよ。メンドクサイし、責任持てないし?勝手に強くなるなら来ても良いわよ。」

  「う~ん。それでいいや。」

 「じゃ、まずは…ハンよろ~」

  「はぁ?セツナ様ぁ?何を?」

 「ラック、ハンは二つ名持ちのSランクよ。ついていきなさいな。」

  「はい!ハン師匠!お願いします!」

 「セツナ様ぁ。」

  「基礎体力なんか見てあげて。とりあえず。」

  「へぇ…」

 よし!んじゃぁ、帰るかねぇ

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