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拝啓、100と50年前のあの頃へ

プロローグ的な物です。

多分意味不明。

続きはいつか書きます(多分)





「あの頃、果たせなかった約束を、……果たそうと思って」


 そう言って笑った貴方に、不意に涙が溢れて止まらなくなった。



 ボロボロと涙を零す私の頭の中は、身体とは反対に冷静で。

初対面の筈の男に何故、こうも心が締め付けられるのだろう、と思考していた。

 止まらない涙を流しながら、それでも乱れた息で尋ねた。

 「あの頃」とはいつなのか、「約束」とはなんなのか、何故、初対面のはずの私の事を知っているのか。

 目の前の男は驚いたように一瞬目を見開き、苦笑しつつも答えてくれた。

 それは、はぐらかすかのように曖昧に。

「時が来れば、自ずと解るよ」、と。

 けれどその言葉は、ようやく息が調った私の、泣きすぎてボーッとする頭の中に、ストンと入り込んできた。


 泣きすぎたのか、いつもより酷く鈍い頭はガンガンと頭痛を訴えていて。

「相変わらず、泣き虫なんだね」と懐かしむように言う男の声に、薄れていく意識の中で、私は…………



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーside ???


「お、っと」


 つい先程、やっと見つけた彼女は、「あの頃」のことを覚えていないようで。

 それでいい、その方がいいと思う僕がいる反面、

 思い出して欲しい、と思う僕がいることにも気がついていた。


「それにしても…………」


 「相変わらず(・・・・・)泣き虫なんだね」と、「あの頃」のことを思い出していた()に。半分以上眠りかけていた彼女は、崩れ落ちながらも「相変わらず、は余計、だって、ば……」と返してきた。

 それは、


「思い出すまで、後少しってとこかな」


 まるで、かつての「あの頃」の彼女のようで。

 ニヤリ、と自然に弧を描いた口許に気付いて。

嗚呼、楽しみだなぁ、と、崩れ落ちる寸前に抱き止めた彼女を抱えながら思った。





ーーさて、彼女をどうしようか。


抱き(かか)えたままの彼女の扱いに困惑した男が、携帯で助けを呼ぶまで、後3分。



久しぶりの投稿です(苦笑)

リトヴィー家の執事に関して活動報告にてアンケートしているので、参加してくれると嬉しいです

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