表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/13

空翔ぶ鳥に

 春うららの昼下がり


 鳥は翼をはためかせ

 あの広い(ソラ)を駆ける


 自由な(ソラ)を翔ぶ鳥に

 伸ばした手は届かずに

 (ソラ)をつかんで(こぶし)握る


 この世界を(ソラ)とするならば

 天を駆けるあの鳥は…


 伸ばした翼は風を切り裂き

 (ソラ)に浮くこの体はしかし

 あの(ソラ)には届かない


 あの(ソラ)に あの鳥に

 どうすれば届くのだろうか


 その(すべ)を知らない私は

 ただ(ソラ)を翔ぶ


 自由に(ソラ)を翔ぶ鳥に

 無邪気に憧れた幼き頃


 現在(いま)の私はもう既に

 (ソラ)を翔べない事を知った

 偽りの翼で(ソラ)を翔ぶ


 嘗て(ソラ)に憧れた

 幼き頃の夢


 現在(いま)でも私は

 (ソラ)を翔ぶための

 (すべ)を知らない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ