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しるし(詩集)

疲労

作者: さゆみ



恩恵の雨はそっぽを向いて

雲の中でイビキをかいてふて寝しちゃった


鳴り響く電子音

見えない会話

怒涛の掃き溜め

上擦った明るい声で

心を閉じる

うんざり


膨らんでゆく

文字の羅列

意味なんて感じない

それじゃあ

失格者でしょう

書けよ駆けよ

打てよ射てよ

なにやってるんだ自分 自分 自分


時間だけカクカク急ぐよ

帰れない

戻りたい

戻りたくない

どっちなんだよ

だって君たちは裏切らない

仲間だよね

居心地良すぎて最悪さっ

直し直れ直る


もういきすぎちゃったよー

ぜんぜん行きすぎちゃった

やばいくらい生きすぎちゃった


空っぽのくせにからだが重たいなんて

おもいよー

苦しいのかな

苦しくはないよね


恩恵の雨はまだ寝てやがる

仕方ないよ

火照る躰は自分でクールダウン

もうそのぐらいできるよ


君たちはまだ帰らないの?

僕は帰るよ

帰るから

お先に!




お疲れ


お疲れー


お疲れーー






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― 新着の感想 ―
[一言] 奇抜です。ある種の人間を引きつけますね。そこがいい。 お疲れ!です。
[一言] お疲れーーー!! お疲れ樣でした。さゆみ樣。(^◇^)
2013/06/13 17:04 退会済み
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