表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

猫のケンカを勝手に翻訳した

自分の部屋は2階にあるのですが、ここからもニャーニャー言ってるのが聞こえるんですよね…


「…ミケよ…ここで会ったが100年目…!」

「クロよ…その言葉、そっくりそのままお返ししようッ!」


住宅街の裏路地で、三毛猫のミケと黒猫のクロが相対している。


「キサマ…この間、わたしのシーチキンを横取りしただろう…!」

「キサマこそ、わたしの仕留めた鳥を持ち逃げしたではないか!」


周りの人間には、

<にゃぁ~>

<にゃああああ!>

<…みゃあああ!>

<にゃあ!>

としか聞こえないのだが。


「フンッ!猫崩れが!人間共からエサを貰うようでは、猫とは言えまい!」

「如何に効率的にエサを得るかこそが、野生動物の最大の問題ではなかったろうか!」

「それならばキサマは、食うために生きると言うのか!」

「食は生物の最大の喜びだ!食べる為に生きて何が悪い!」

「悪いものは悪いのだ!」


<にぃぃぃ~>

<…フゥゥゥ~>

<…にゃあぁぁぁ?!>

<みゃぁぁぁ!>


……今日も路地は平和です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] やばwwかわいいwwwww
[良い点]  はじめまして、タケノコですm(__)m  早速拝読しました。  猫はそんなこと話してるのでしょうかね。食べ物の話が大部分をしめているのかも。想像してしまいました。面白かったです。 …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ