食を楽しむ人
腹が減る
それは人が生きる上で
当たり前のことである
けれどそう思っているだけで
実は皆がそうではない
のかもしれない
人は何かを食べ
その何かを食べることを楽しみ
生きる人もいる訳だが
そうでない人もいる
食べ物の好き嫌いをしている人がいる中で
喰いたいものを喰えない人もいる
食べ物を残し捨てる人がいる中で
何がなんでも
どんなものでも
喰おうとする人もいる
恵まれた環境で生きている人もいる中で
恵まれない環境で生きたくても生きれない人もいる
人はそれらをどうする事も出来ない
そう思えるかもしれない
しかし
そう思えるだけで
人は何かを出来る
強い力が働いて何も出来ない
と考えて何もしない
そんな事をしても何もならない
自分一人が動いたところで
どうにもならない
と考えたところで
それでは何も変わらない
別にすぐに変わる事を望んでも
物事はそんなすぐに変わらない
変化とは
徐々に起こることである
何気ないことでも
変化は起こるのだ
たとえそれが
いつもと同じだと思うことでも
それは確かに
長い年月から見れば
変化だ
とりあえず俺は
飯を喰おう
望んでも喰えない人がいるのなら
その分俺が喰えば良い
俺は好き嫌いをして
喰えないものもあるが
それでも出されたものは喰おう
たとえそれで
何か変わらなかったとしても
たとえそれで
誰も救われないとしても
何かが変わっていると信じて
俺は飯を喰い続ける
俺の出来ることを
全力で楽しみ続ける
それが俺の生きる意味だと信じて




