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安住

「根拠不十分確定論破乙」

初出 2b2t.jpチャット

論破シリーズその2

相手との口論は、これで煽りましょう! 使いどころには注意




 海は広いな、大きいな~。月が昇るし、日が沈む~。

 はい、夜中です。んでもって安全です。敵がいません。


 まあ、単純に地面がないから敵対的mobも、このバージョンではいないだけだけどね。

 1.13以降だと、「ドラウンド」とかいう害悪mobが出るらしいけど、会ったことがないんでよく分からないですねぇ。


 何にせよ、意外と敵mobに鉢合わせせずにいられて、安全に航海を進めているので良いことだ。普通長距離航海なんてしないし。今後の参考にしませう。


 で。そろそろボートを漕いで10分ほどになるが。

 相変わらず水平線だけが視界に入る。未だ陸地がありそうな様子もなし。幸い雨は降っていないので、風邪をひくこともない。

 元から風邪なんてものは仕様上ないけど。


 ただ、雨の中進むとすると良い気分にはなれない。その意味でもやはり幸いと言えば幸いだろうな。


 で、いつになれば次の大陸に着くのやら。


 などと思った所で、陸らしきものが見えた。

 おお? ほんとに陸か貴様?


 っがー、違ったかぁ。島だった。


 でも木も生えているから丁度いいや。一旦木材をいくらか補充せにゃならん。次の場所で植えるためにも、できれば「苗木」も欲しい。んあ、あとまだ初期リスに近いから離れなければならんの。






 苗木が沢山で、今の自分は恐らくホクホク顔だろう。仕様上歩きの速さは変わらないが、感覚的にはいつもより速い。

 はい、「オークの苗木」を10個程貰えたのです! いいねぇ。原木のかなりの量産が見込めます。


 拠点の場所は決まってもいないし、どこになるかも知らないけど、いい収穫になった。


 そして、もひとつ朗報。

 さっきは島だと思った今いる場所、確かに島だったけど、すぐ向こうに陸が臨んでいたんですよ。ええ、これは素晴らしい。とても良い知らせ。

 しかも初めて見る「冷たいタイガバイオーム」。雪は見たことがあるけど、そうではなくて。雪がデフォルトで降るようなバイオームは、並行世界も含めて初めてなんだよね。


 木を見つけたばかりか、陸も見つけたということで。

 ふ、次の目的地も決まったな。


 このまま北上を続けまーす。






 途中で見慣れないバイオームに遭遇しながら、新しい土地を踏み進める。相変わらずいい場所がない。

 こう、そう。いい感じの洞窟がない。歩き方が悪いのか、洞窟が少ないのか、どっちでもいいから(そんなのともかく)見つからねえかなぁ。



 でもまあいい場所が見つからない代わり、とまで言えないが、盾を持ったので、敵mobに対しても積極的に攻撃を仕掛けられるようになった。

 そんな訳で、「ゾンビ」などの一般的mobは勿論、「ストレイ」「シロクマ」なんかも倒してみたり。経験値あざます。いつ使うか知らんけど。


 ちな、ストレイは初めて見た。シロクマは倒すのが初めてだった。

 ストレイを倒すと「鈍化の矢」をドロップするんだなってのも初耳学。抑々そういう矢の存在を知らなかったけど。……おや、語弊があるな? 知らなかったというか、具体的に知らなかったというか。

 うん、正しく言えば、特殊な効果を持った矢があるのは知っていたけど、具体的な効果と名前はって感じかな。似たようなもんか。


 知らなかった(ついで)だ、効果も見ておくか。なるほど、これで敵を射撃したら、移動が遅くなるらしい。


 へー。


 ……いや、弓矢を滅多に使わないから、何かしら効果があったとしても興味沸かんのよな。

 武器なんて斧で十分やろ。ねー、やっぱ使いやすさが大事だからね。エイムの手間が必要な弓矢を使わないのも仕方ないね。

 などと自己弁護してみる(CV:打ち止め)。


 ところで1つのバイオームって、こんな無駄に広がるもんですかねぇ。10分前に、「雪原」から「冷たいタイガ」に入ってから、ずーっと冷たいタイガのままですけどー? そろそろ次のバイオームに移りませんか? 松は見飽きました。

 せやな、せめて「凍った川」に出たい。川伝いならこのまま進むより、新しい所に出る蓋然性(確率)が高い。めいびー。


 いや待て早まるな。根拠がない訳ではない。

 凍った川とは言っても、それも川なのであって、バイオームの都合で凍っているだけなのである。川は、異なるバイオームの境目である場合もあれば、川が異なるバイオームを突っ切る場合もある。まるで外来河川だな。違うか。

 いえ、外来河川の話はどうでもいい。言いたいことは、川があれば、それが次の福音だということ。

 真っ直ぐに進んでもいいかも知れない。それはそれで、いずれ新たな土地に辿り着くことを保証している。しかしその「いずれ」は、あまりにもコストが高い。


 ともすればその途中で、他の事故で死にそうだ。



 ……などと無い知恵を捏ね繰り回しても、知恵は所詮知恵。それも浅知恵。運で簡単に吹き飛ぶ。

 となれば話は簡単。


 運ゲーに勝ちゃいいのだ、要するに。



 そんな2月の上旬のある夜。

 遂に念願の洞窟を発見した。




解禁されたバイオーム

サバンナ、川、草原、海、深海、雪原、砂漠、タイガ、氷樹、およびその亜種バイオーム


中の人(つまり筆者)があまりにも孤独が好きすぎて、人と関わる描写がとても遠い未来になりそうです

多分、最初に関わった人はもう辞めているでしょうけどね、airhessさんっていうんですけど(もしかしたら他に関わったプレイヤーはいるかもしれないけど、スクショを漁る怠さが上回り過ぎて、調べて書きそうにもないw

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