疲れ知らずの街、疲れすぎは誰?
細切れのフィルムみたいな人影の交差点。
足を踏み入れる前に思い出したよ。
コマ落としみたいな不服な記憶。
笑えるものなら今のうち。
勝手に制限つけた踏み出す1歩。
小銭転がる音がして、探すふりして踊りませんか?
変色した声援を浴びながら、不手際の最前線に踊り出す。
止める人は、いないだろうから期待しないよ。
高層ビルの合間を縫って、不出来な語らいを紡いでる。
泣いてみるなら今のうち。
夢がひしゃげる音がして、避けるふりして踊りませんか?
区画整理された空を見上げるなら、泥だらけの手に握ってた癒えない気持ちを放り投げてよ。
遮光された寝室から、感光性の傷は今飛び立った。
荒々しい雑踏に、弁解めいた自慢話が殺到してる。
繋いでよ、繋いでよ。
暗黙に等しい運命に連れていかれる前に。
繋ぎ止めて、抱きしめさせて。
今のうちなら秘密でいいの。




