表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私が異世界に戻って来た件  作者: クルス
7/14

黄色い世界

「うわぁ」思っただけなのに先ほど居た場所の上から動物の群れが近付いて来るのが見える。

何故か私の近くに有った壺も一緒に上に来ていた。

??私と壺に黄色い光が上から注がれ、包み込まれ黄色い世界に…。

ん?誰か居る。

「あらぁ?おかしいわねぇ…、確か女の子だと思ったのに…。」

そこには綺麗なお姉さんが居た。

「あのぉ」恐る恐る声をかけてみる。[!!]「貴女はその様な状態で話せるの?」お姉さんはビックリした様に話してきた。

「はい。」返事を返す。

「あぁやはりそうなのね。」お姉さんは何か納得した様で私をゆっくり視ていく。

テラさんの居た場所に似た黄色い世界だが、全く違う所に思える。

「ここはどこなのですか?」素直に尋ねてみる。

「あらぁ?貴女もしかして記録が抜け堕ちてしまったのかしら。」

言っている意味が解らない…、記録って何だろう…。そんな事を考えていると。

「貴女、自分の名前は覚えているかしら。」お姉さんは何か思い付いた様に問いかけてくる。

「はい!テラさんの居た場所、地球ではエモルカって呼ばれていました。」あの漁村で過ごしていたのは確かだからその時の名前は鮮明に覚えている。

お姉さんはため息をついて困った様に考えている。

「エモルカ…。貴女は地球からこちらに帰ってきた様だけど、私が管理するトラピストでの記録が抜け堕ちている様なのです。」

「トラピスト?私は覚えていないのですが……。」私が考え込んでしまうとお姉さんはこの異世界について語り始めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ