ドイツダービー3
ウェストファリア・シュタディオンの観客席から大きな悲鳴が上がる。その原因はジークフリートの大砲のようなロングシュートによるゴールだ。
Rバイエルンの選手やベンチが狂喜する中、ほとんどのチームメイトは沈痛な表情だ。特にケヴィンたちDFたちの顔色は蒼白だ。『鉄壁』と呼ばれ昨年は二失点以上の失点が無く、そして今季も無失点記録を続けていたDFがわずか二十分もかからず三失点。その衝撃は想像できない。
かくいうカールも味方としては見たことがあるものの、敵としては見るカールのロングシュートに唖然となってしまっていた。
「『竜殺し』……」
悔しげな表情のオリバーが呟く。それはジークフリートの愛称でありまた彼の強力なシュートのことも意味している。
世界最高峰のFW、欧州ナンバーワンストライカーとして名高いジークフリートの最大の武器は世界一と称されるオフ・ザ・ボールの動きとこの強烈なシュートだ。
ひとたび彼をフリーにすれば距離に関係なく大砲のごときシュートが放たれ、敵チームのゴールキーパー、ディフェンダーさえも吹き飛ばしてゴールを奪う。
そしてカールはこの間の代表デビュー戦にてそれを目撃した。フランス代表からの徹底マークにあいつつもマークを外してフリーになった彼は二十五メートルの距離からシュートを放ち、ゴールを防ごうと足を延ばしたDFの脚さえも弾いてボールをネットに叩き込んだのだ。
そのあまりの強烈さと、神話における竜殺しの英雄ジークフリートと同じ名を持つことから彼と彼のシュートは『竜殺し』の相性が冠せられた──
「まだだ!」
フィールドに響く声。はっとしてみればボールを持ったクラウスが険しい表情で周囲を睨んでいる。基本クールで滅多に熱くならない彼が。
それを見てカールも、そして皆も表情を引き締める。そうだ、彼の言う通りまだ時間はある。Rバイエルンは二十分もかからず三点入れたのだ。同格である自分たちにできないはずはない。
(このまま終わってたまるか……!)
クラウスからボールを受け取り、カールはセンターサークルまで走ってボールをセット。主審に試合を再開するようせかす。
再開される試合。怒涛の勢いで攻めるRドルトムントだがRバイエルンも一歩も引く様子を見せず前に出てくる。
激しいボールの奪いがしばらく続き、ペナルティエリア近く競り合いでこぼれたボールを拾ったのは黒髪の東洋人。今日1ゴール1アシストと大活躍のシュウスケ・ヤナギだ。
彼の姿を見てカールは奥歯を強く噛む。カールは彼のことはさほど興味はなかった。Rバイエルンでトップチームデビューは大したことだと思っていたが最近はほとんど試合に出ていない。自分やロナウド、ミカエルのように欧州のトップチームで出場機会を獲得出来ておらず、また試合に出てもポウルセンたち『鉄壁』の前では何もできないと思っていた。
それがふたを開けてみればこれである。全く自分の目の節穴さが嫌になる。
三点を取った後もRバイエルンは攻勢の手を緩めない。特に前半最後から出場しているヤナギはそのスピードを生かして前線で動き回りボールを奪おうとしてくる。そのため後方からのロングフィードの本数が少なくなる。ウザったいことこの上ない。
スローインから投げられたボールがカールの元に来る。前を振り向けばU-17代表のチームメイトであるセバスティアンがボールを強奪に来ていた。
「邪魔だセバスティアン!」
「珍しく怒ってるね。いや、焦ってるのかな?
まぁどっちでもいいか。──ここは通さないよ!」
強引にドリブル突破しようとするカールの前を塞ぐセバスティアン。さすがU-17代表の中心メンバーの一人と言うべき、堅実かつしつこいディフェンスでカールの歩みを遅くする。
フィジカルに任せて強引に突破しようと一瞬思うが、近くにRバイエルンの選手がいるのを見て、止む得ず後ろに来ていたステファノにパスを出す。だがそのステファノへいきなり横から飛び出してきたヤナギが体を投げ出すようなスラィディングを仕掛ける。
ぎりぎりステファノはかわすがボールは横にこぼれ、それを拾うのはRバイエルンのフランツだ。
(まずい!)
そうカールが思うと同時にフランツは前へロングフィード。パスの先にいるのは先程豪快なシュートを叩き込んだジークフリートだ。
「ケヴィンさん!」
カールに言われるまでもなくケヴィンは動いていた。ボールの落下地点に近いのはケヴィンだ。あれならクリアーできるだろう。
そう思ったカールだが、次の瞬間信じられないものを見た。なんとジークフリートが跳躍して胸トラップしたのだ。まるでオリバーのような驚異的な跳躍力だ。
(どこまで桁外れなんだあの人は!)
しかしトラップで落したボールはケヴィンの左へ落ち、ボールを足元へ収める。
だがジークフリートの動きは止まらず、ボールキープしたケヴィンへスラィディングを放つ。それはケヴィンも予想外だったのか横にかわそうとするが、ジークフリートの伸ばした足にボールをさらわれてしまった。
「ジークさん!」
そして横から飛び出してボールを要求するのはまたしてもヤナギだ。だが正面から気迫のこもったポウルセンが迫ってきている。
だがヤナギはポウルセンを相手にせず、あっさりと横にパスを出す。──パスの先にいるのは右足を振りかぶったジークフリート。
今度は先程よりもさらにゴールから遠い、おそらく三十メートルはある。いくらジークフリートでも入らない。そう思うカールの目の前でジークフリートは再び超ロングシュートを撃つ。
フィールドを飛ぶ弾丸シュート。曲がりも減衰もせず一直線にゴール左へ向かっている。入る。入ってしまう──
表情を引きつらせるカール。しかしマークはそれを予期していたのか、横っ飛びのパンチングでボールを弾き、ボールはラインを割る。
ひとまずとはいえ危機を脱したことに安堵する。しかしこのままではおいつくどころかさらに突き放されかねないのでは──
「カール、落ち着け」
悪い考えをしているカールへ声をかけてきたのはクラウスだ。先程声を荒げた時と違い、いつものクールな面持ちだ。
「お前は前で張っていろ。必ずボールは運ぶ。試合を決めるのはお前たちストライカーだ」
冷静な声音に有無を言わせない圧、そして信頼と期待が篭っている。
カールは大きく息を吐いて両頬を叩くと、彼の言うとおり前線へ向かう。
その後も両チームは攻防を激しく繰り返す。ジークフリートやヤナギらがゴールに迫れば、カールやシルベストレ、オリバーもシュートを放つ。しかし双方とも守備陣が奮闘してあと一歩のところでゴールには至らない。
(もう時間が無い……!)
おそらく今は後半四十分あたりの時間帯だ。後半は長時間止まることもなかったためロスタイムを含めたら六分程度だろう。
ケヴィンのロングボールを競り合うオリバーとフリオ。オリバーが頭でカールにボールを渡すが、前はRバイエルンの守備陣ががっちりと固めている。これではミドルシュートを撃っても弾かれてしまう。
「こっちだ!」
後ろからの声にカールは振り向きパスを出す。ボールを足元に収めたレジスタ、ステファノはどういうわけかパスを出さず周囲を探っている。
(なんで早くパスを出さないんだ?)
昨季のこのような状況なら、即座にワンタッチでダイレクトにパスを回している彼の突然のボールキープ。カールは動きながらもそれを見て、軽く苛立ちを感じる。
そして後ろからまたヤナギがチェックに行ったところでステファノはセンタリングを上げた。ステファノの蹴ったボールは逆サイドにいるシルベストレへ──
(いや、これは)
「アンドレアス!」
カールが疑問に思ったのと同時にブルーノが叫んだ。そうセンタリングだと思っていたステファノのボールはRバイエルンゴールへ向かっていたのだ。
反応して手を伸ばすアンドレアス。指先にボールが当たり、さらにボールはポストに当たって跳ね返る。
そのこぼれ球に反応しているシルベストレ。交代したばかりか動き、反応は早くマークしていたブルーノを引きはがしている。
(くそっ!)
しかしカールは毒つく。シルベストレの動きを呼んでいたのかクルトが彼の前を塞いでいた。あれではシュートできない。
「こっちだ!」
「パス!」
同時にボールを要求するクラウスとオリバー。カールも動く。ボールの軌道を予測して、またクラウスたちのシュートのこぼれ球を押し込むべくゴールへ向かっていく。
シルベストレはワンフェイント入れて左にわずかな隙間を造ると、そこへパスを出す。
「スルーだ!」
突然聞こえるケヴィンの指示。横パスをクラウスはスルー。そしてオリバーもスルーしてしまう。
しかしそのボールは走り込んでいたカールの足元へやってきた。もはや迷う暇はない理由もない。カールは思うがまま右足を振りかぶる。
だがそこへジェフリーが体を当ててきた。鋼を思わせるような強靭な肉体を用いた当たりにカールは体勢を崩しそうになるがなんとか堪える。昨季から幾度も受けてきたこともあるが、何より自身もまた並外れたフィジカルの持ち主だ。
(負けられるかよ!)
世界トップクラスのフィジカルコンタクトに一歩も引かず、右足を振りぬく。ジャストミートしたボールは横っ飛びしたアンドレアスのグローブをギリギリかすめて、Rバイエルンのゴール左隅に突き刺さった。
◆◆◆◆◆
湧き上がるスタジアムの中、ゴールを決めたカールは控えめにガッツポーズをしてすぐさまゴールからボールを拾い、センターサークルへ走っていく。
鷲介の横を通り過ぎたRドルトムントの若きストライカーに顔には戦意が漲っていた。残り時間はあとわずかだというのに同点、そして逆転する気満々だ。
そしてそれは彼に続くように自陣へ戻る敵チームの面々も同じだ。さながら炎のような闘志を前にさすがに鷲介も気圧される。
「このままでいくぞ」
そう言ったのは鷲介の隣にいるジークだ。残り時間護るのではなくせめて勝つということなのか。
(時間稼ぎをすれば勝てるんじゃないか?)
ふとそう思う鷲介だが、それを吹き飛ばすかのような怒号をフランツが上げる。
「当然だぁ! 弱気を見せれば同点はおろか逆転されかねない。攻める姿勢を最後まで続けるのだ。勝つために!」
いつも以上に大きな、気迫がこもったフランツの声。周りを見れば誰もが彼と同じ意見なのか反対意見を唱える者はいない。
「ま、そうだよね。何より昨季のドイツの王者としてここは引けないよね」
鷲介同様戸惑っていたミュラーも賛同したのか、いつになく厳しい表情だ。それを見てさすがに鷲介も覚悟を決める。
(ま、確かに攻め勝って終わった方が気分はいいな)
そう思い、ジークと共にカールがセンターサークルに置いたボールへ駆け寄る。
(そんなに睨むなよ。すぐ再開するから)
射殺すような視線を向けてくるカールたちRドルトムントの選手たちに心中で呟き、試合終了間際のキックオフ。すぐさまRドルトムントの選手が迫ってくるが、鷲介はいつものようにボール後ろへ返すと上がっていく。
ボールはブルーノの足元に収まると、彼の左足からロングフィードが放たれる。左サイドに飛んだボールを競り合うのは、この試合でおなじみの光景となったルディとグレゴリーだ。
競り合った両者はともにボールをキープできず、こぼれ球をフランツとステファノが追う。競争の末ボールをキープしたのはフランツ。だがすぐにステファノがボールを奪おうと激しいショルダーチャージをする。
普段スマート、シンプルなプレイをするステファノらしくない荒々しくも上手いチャージ。フランツはそれでもバランスを崩さす、グレゴリーが明けたスペースへスルーパス。
そのパスに反応したのはもちろんジークだ。ペナルティライン─に流れたボールを足元に収めるが、当然彼の前にいるのはケヴィン。ジークは彼をかわそうとフェイントするも、相手も鬼のような形相で前を塞ぐ。
「こっちだ!」
鷲介が助けに向かう途中、一足早くグレゴリーを振りきってボールをもらいに来たルディ。ジークからボールをパスされたRバイエルンのもう一人のドイツ代表FWは全くためらわずロングシュートを撃つ。
ゴール左に向かうシュートはマークのパンチングで防がれる。ボールはラインを割りそうになるがいち早く反応していたケヴィンがスラィディングをしてギリギリボールキープする。
ジークがボール奪うべくケヴィンに迫るが、彼はフォローに来ていたグレゴリーに渡すと叫ぶ。
「行くぞっ!」
その言葉で一斉にRドルトムントの選手たちが前へ動き出す。グレゴリーのパスを受け取ったオリバレスがロングフィード。
ラインぎりぎりに飛び出し、勢いのあるそれトラップしたシルベストレ。ブルーノがさっそくボールを奪いに行くがさすがに後半終了間際と言う事もあってか動きは鈍い。一方交代したばかりのシルベストレはキレのある軽快な動きを見せてブルーノを翻弄、突破する。
終了間際のチャンス到来に、スタジアムから聞こえるRドルトムントを応援する声がさらに熱くなる。それを耳障りと思いつつ鷲介も必死に自軍ゴール前まで走る。
Rバイエルンの右サイド深く侵入したシルベストレはセンタリングを上げようとするが、それはブルーノの必死のタックルによって防がれた。だがボールはゴールラインを割り、Rドルトムントのコーナーキックだ。
コーナーへ走っていくオリバレス。Rバイエルンゴール前へ集まる両チームの選手。それを眺めながら鷲介は主審を見る。時計をじっと見ている姿から察するに、おそらくこれがラストワンプレー。
(防ぐ!)
そう強く思い、鷲介はステファノのマークにつく。カールは今まで通りジェフリーが、そしてポウルセンにはジークがついている。
ポウルセンは空中戦にも強く、セットプレイから頭でたたき込むことも珍しくはない。それ故身長、体格共に劣る鷲介ではなくジークがマークについたのだ。
オリバレスのコーナーキックは弧を描いてゴールへ向かう。しかも速い。飛びつくのはポウルセンやオリバーだ。だがジークとフリオの必死のマークで伸ばした頭にボールは当たらない。
しかしボールはジークの体に当たってしまい再びのコーナーキック。今度は左コーナーからだ。キッカーはオリバレスではなくステファノ。
ステファノがボールを蹴ろうとした瞬間、ペナルティエリアから飛び出す二つの影。アロンツォとカールだ。右からのショートコーナーを受け取ったアロンツォはマークをしていたアントニオをカールとのワンツーでかわす。
さらにそこへジェフリーが距離を縮めるが、接触するかギリギリのところでアロンツォは横にパスを出す。パスの先、ペナルティエリア正面には右足を振りかぶったカールがいる。
「やらせるかっての!」
そう叫びながら鷲介は彼の前に回り込み、ボールを奪うべく突っ込む。こちらの突撃に気がついたのかカールはシュート体勢を解除、右にかわそうとするが鷲介はもちろんその動きについていく。
「邪魔だ!」
「てめーこそ邪魔だ!」
罵り合いながら競り合う両者。鷲介が肩を押しつつもカールは右足を振りかぶりシュートを撃つ。だが鷲介が時間をかけたせいか、そのシュートを戻ってきたジェフリーが足で防ぐ。
緩やかに滞空するボールへクルトが跳躍、ヘディングでのクリア体勢に入る。それを見て鷲介は勝利を確信するが、彼より速くボールに触れたものがいた。ケヴィンだ。
ケヴィンはクルトより一瞬早くボールに触れて、ヘディングを放つ。しかも混戦状態にもかかわらず地面に向けてだ。誰かに当たると思っていたボールはしかし地面に当たり、上へ跳ね返る。アンドレアスも必死に手を伸ばすが、ボールは出した右手の横を通り過ぎてゴールラインを割った。
◆◆◆◆◆
ネットを揺らしたボールが軽い音を立てて地面に落ちた直後、二つの音が鷲介に耳朶を打つ。一つはサポーター席からスタジアムを揺るがすような喜びの声、もう一つは主審が鳴らしたゴールのホイッスルだ。
(やられた……)
Rバイエルンのゴール前で歓喜するケヴィンたちRドルトムントの選手を、鷲介は唖然とした表情で見つめる。
そして高らかに鳴り響く試合終了のホイッスル。Rドルトムント対Rバイエルンは3-3。引き分けだ。
ピッチにへたり込む鷲介。まるで一試合走り回ったかのような疲労感がある。それを感じながら体力をつけなきゃなーと思っていると、目の前に誰かが立っている。
伏せていた顔を上げれば、そこには仏頂面のカールがいた。何か言うことがあるのかと思い鷲介は警戒するが、彼は何も言わず無言でユニフォームを脱ぐとこちらへ差し出す。
それを見て鷲介もつられるようにユニフォームを脱いで交換する。
「今日は俺の負けだ。──だが次は勝つ」
「あ? 何言ってんだ。俺の負けだろうが」
別段勝負していたわけでもないが鷲介はそう返す。共に二得点に絡んではいるが内容を見たらどう考えてもカールが上回っているのは明白だ。
だが彼は鷲介の言葉にますます不機嫌そうになる。
「いや俺の負けだ。お前のゴールを皮切りにこちらは立て続けに三失点したんだ」
「それを言うならお前だってそうだろうが。あの二点目が無ければこうして引き分けることもなかったんだから。
大体俺は45分ちょっとの出場でこれだぞ」
「その時間であれだけの結果を残したお前の勝ちは明白だろう」
「フル出場してジェフリーさんたちから二得点奪ったお前の勝ちだ」
「わからん奴だな!」
「てめーもだ!」
「はいはい、そこまでにしておくんだ二人とも」
「というか何で勝ちの譲り合いをしているんだお前たちは……」
至近距離で睨み合う鷲介たちを引きはがしたのはジークとケヴィンだ。
「ジークさん、こいつが」
「あまりにも分からず屋なものですから」
「今日のところは引き分けしておけ。お前たちの活躍で両チームともに追い込み、追い詰められたのは間違いないんだからな。いいな」
呆れた顔のケヴィンに言われ渋々頷くカール。鷲介もジークに確認するように肩に手を置かれて、止む無く「わかりました」と返事を返す。
「しかしうちのカールもだがそっちの若いのもやるな。次の対戦が楽しみだ」
「ああ、お互いにな」
ドイツ代表のチームメイト二人は短く言葉をかわし会う。しばしの談笑の後、立ち去るケヴィンとカール。それを見送りながら鷲介は呟く。
「結局順位は変わらなかった、か」
「でもまぁ負けなかっただけ良しとしよう。──さ、俺たちもそろそろ行こうか」
ため息をつく鷲介とは対照的にさっぱりとした表情のジーク。彼の後をついていきながら疲労でぼんやりとした頭の中は今日の試合のことでいっぱいだ。
「あー……疲れた」
茜色の影が映りつつある空へ向かって鷲介は大きく息を吐くのだった。
◆◆◆◆◆
ドイツリーグ第六節 Rドルトムント対Rバイエルン
ホームスタジアム ウェストファリア・シュタディオン
PM:三時キックオフ。
天気:晴れ。
気温:20度。
スコア:3-3。
得点者(括弧はアシスト)
26分、カール・アドラー(ステファノ・フェラーラ)
64分、ジークフリート・ブラント(柳鷲介)
69分 柳鷲介(セバスティアン・ミュラー)
75分 ジークフリート・ブラント(フランツ・ヴァレンシュタイン)
86分 カール・アドラー(ホセ・フランシスコ・シルベストレ)
92分 ケヴィン・ランカー
マン・オブ・ザ・マッチ ジークフリート・ブラント