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チート能力は親の金でした  作者: ぴっぴ
第2章 学園の支配者
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エースを狙え!

 さて屋台関係は一旦目処がたった様だ。旗艦店を中心として屋台を展開するだけだ。後は需要と供給を計算しながら屋台を増やすだけで儲けが出るはずだ。だが問題はこれからだ。この世界は俺には退屈だ、勉強も大した内容じゃないし毎日ダンジョンも疲れるのだ。つまり俺は娯楽に飢えているのだ、この世界にはゲームなんてないから全部人力で遊ぶしかないのだ。


「お願いします!マミ先輩」


 俺はマミ先輩に土下座していた。金髪縦ロールの巨乳美少女のマミ先輩にやってもらいたい事が有るのだ、これは俺の趣味だが大事な趣味なのだ。


「え~、ちょっとこれはね~」


 マミ先輩は俺が差し出した服を見て嫌そうな顔をしていた。俺が差し出した服はテニスの服だ、勿論ミニスカなのだ。この世界の女性の服は長いスカートが主流でミニスカなんて無いのだな、それにマミ先輩は貴族の令嬢なので余計に嫌悪感を持った様だ。


「へ~結構可愛いじゃん!」


 それに引き換えハラペコはミニスカを見て気に入った様だ。普段からオシャレとは無縁な奴なので女の子らしい服に興味が有るようだ。ほんとに此奴はいい奴だ、勿論彼女の協力も必要だ。テニスは一人じゃ出来ないからな。


「文化の為です!先輩お願いします、これによって健康で健全な若者を育成したいのです!」


「文化ね~、健全な服装じゃない気がするのだけど・・・」


「スポーツに邪念など有りません、貴族の責務としてテニスの広報活動にご協力お願いします!」


 マミ先輩は人が良いのだ、そこで俺は土下座をしたまま頭を上げずにお願いする。ふふふ、自分より高位の貴族が土下座しているのだマミ先輩はその内根を上げるだろう。


「良々、中々良い態度だ!私が協力してやろう」


 ハラペコは俺の頭を踏んづけながら高笑いしていた。我慢だ俺、ここで腹を立てては駄目だ、腹ペコには後で仕返しすれば良いのだ。


「仕方ないわね~」


 やったぜ、とうとうマミ先輩が協力してくれる事になった。早速俺の屋敷の庭に造ったテニスコートに案内する事にする、尤もテニスコートのサイズなんて知らないので適当だ。大体こんな大きさだったかな?真ん中の網みたいな奴は1m位の高さだったかな?という適当な物だ。なにせ俺はテニス部には入ったこと無いから知らないのだ。道具は適当なサイズのラケットとボールを先日買った工房に作らせたのだ、この世界にはテニスは無かったので完全に俺が考えたなんちゃってテニスなのだ。ルールもよく知らないので卓球みたいなルールにしてみた。大体なんで点数が40とか15とか半端な数字なんだよ!分かりにくいだろうが!


「で?どうすれば良いの?」


「この道具で玉をぶっ叩きます!相手が叩きにくい所に打ち込みます」


 で、テニスコートに行って俺は彼女たちにルールを説明する。まあ早い話玉を相手の陣地に打ち込む遊びだ。打ち返せなかったら負けなんだな。


「ほう、面白そうだな。坊ちゃん勝負だ」


「良かろう、小娘掛かって来るがいい」


 両人とも頭が良いのでルールを簡単に覚えた様だ。おまけに2人とも運動神経抜群なのだ。それでも最初は上手く前にボールを打ち返せなかった。俺は勿論彼女たちより上手かった、俺はバックハンドでも簡単に打ち返せるし、ドライブをかけたりカットなんかも出来ちゃうのだ。ハッキリ言って昨日今日始めた連中に負ける要素はないのだ。

 そして庭で美少女2人がミニスカでテニスをしているとギャラリーが集まってきた。当然俺の騎士達だ、美少女がミニスカでテニスしているのだから真剣な表情で太腿やマミ先輩の揺れる巨乳をガン見していた。ふふふふ、どうだ?見てしまうだろう、男なら誰でも興味を持ってしまうのだ。「仕方ないじゃない人間だもの」って奴だ。俺はこれを狙って服を作ったのだ。


「何だか凄く見られているのだが・・・」

「恥ずかしいですわ」


「彼等はテニスを見ているのです!決して邪悪な興味では有りません!」


 俺は先輩たちをガン見している騎士達を睨みつけてこう言った。


「隊長!貴様達はテニスを見ているのだな!決して太ももを見てはおらんはずだ!」


「勿論です坊ちゃん!俺達は彼女達の華麗さを見ていました!いやらしい気持ちなど有りません!」


 それからも俺の特訓は続く、早く彼女たちに上手くなって貰いたいのだ、そして学校でお披露目してテニスの道具を売りさばくのだ。彼女達の様な美少女がミニスカでテニスをしたら男子の人気は爆発するに違いない、いずれは学校の公式スポーツにして独占販売で儲けてやるのだ。


「お~い、ゴールド!少しやすませてくれ、疲れたぞ」


「甘えるな!立て!エースを狙え!」


「何だ?エースって?」


「黙れ!さっさと起きろ!ラケットを振るのだ!」


 俺の特訓は続く、腹ペコは髪が短くてボーイッシュだから厳しくするのだ。俺は鬼コーチとなるのだ。そしてマミ先輩は金髪縦ロールだから優しくするのだ、彼女は準主役だからな。華麗にコートで舞ってもらわねばならんのだ。


「あっ、マミ先輩は休んでいて下さい。疲れた顔は似合いませんから」


「随分扱いが違うのね」

「酷いじゃないか!なんで私だけに厳しいのだ!」


「役割の差です、先輩はコートで蝶の様に舞ってもらいます」


「何だ!私は噛ませ犬か!」


「違う!貴様こそ真のヒロインなのだ。腹ペコよエースを狙え!」


「だからエースって何なのだ!」


 2人とも納得はしていない様だが俺の剣幕に押されて渋々練習をしていた。練習すれば上達する。そうするとスポーツって面白くなるのだ。うちの騎士達も参加して俺の庭ではテニスの練習試合がジャンジャン行われる様になって来た。はふ~俺は一度で良いから可愛い女子のコーチをやってみたかったのだ、自衛隊みたいな男だらけの殺伐とした生活は飽きたのだ。

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