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就活の神様  作者: soraudon
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プロローグ

会社名,ゲームなどは表現の自由という権利を使い本物の名前を使います.

しかし,登場人物はすべて仮名を使わせていただきます.

「はあ,もう一度,人生やりなおせたらな〜.」


そう,今日は大学の卒業式.

今まで,どうでもいい行事でさえ真面目にしっかりと最初から遅刻することなく出席していた自分としては初めての行動である.

たしかに,大学の卒業式という大事な行事に出席しないバカはいない.

出席しないと卒業証書がもらえないからだ...


しかし,自分は卒業式には行きたくなかった.


僕,工学部情報科大学4年の西郷は絶賛引きこもり中である.

自分の部屋に引きこもっては,「無職転生」という小説を読んで,うらやましいな〜,もしかして自殺すればこんなことがおこるんじゃ・・・と思うくらいクズ人間を謳歌している.

なぜこうなったかって,それは,山よりも深く,海よりも高い理由があるからである.



それは,みんなに会いたくないからだ.


そもそも,自分は今まで何事においてもすんなりと生きることができた.

大学の授業だって毎回毎回律儀に授業に参加してノートをとることで,高い点数をテストでとり中の上なみの成績だったし,実験で作らなければならないプログラムもちょっとGoogle先生の力をお借りして,そこに上がっているものを少しいじることで,難なく単位を取得することができた.


しかし,まさか,この私が...

人間関係という問題に悩まされるなんて...


自分は何事においても人とあまり関わることなく生きてきた.

人と喋るのは得意ではなかったし,人と関わって厄介ごとに悩まされることは嫌だったからだ.

そのおかげで,何事も起こらず凪のような静かな日常生活を謳歌することに成功した.


しかし,研究室は人と関わらずに済むものではなかった.

大学3年の後期から配属された研究室は成績が良かったこともあり,最も学生に人気な研究室である.

わからないことがあればやさしい先輩に聞けるし,日々の進捗をゼミで伝えるときも先生はとても優しいため,研究結果がなくても「次から頑張ってくれ!」といってくれるとても平和ところだった.

そのため,自分は...平和に甘えてしまった.


大学3年までに必要な単位は取得して授業は取らなくて済むため,毎日が休みのような時間であった.

その時間を他の研究室ならば研究しなければならないところ,自分は白猫プロジェクトに熱中し研究を全くしなかった.みんながしっかり研究する中,自分だけ楽な遊びをする毎日...

そして,卒論発表の時期が迫る.

自分は先生に泣き寝入りをし,先輩の実験の一部をいただき,なんとか先輩の実験を発表することで卒業をすることができた...

もちろん,そんな楽なことが許されることなく,研究室のメンバーに恨みをかう結果となった.


そして,今,引きこもりに至る...なんて情けないのか...自分が嫌になる...


家族は就活しろー働け!といってうるさいし,なんか最近おもしろいアニメやってなくてつまんないし,本当になんでこんなクソな世の中に生まれたのか.

はぁ,もう死んで楽になりたい...


と思い,10分で死ぬの面倒だわ...と挫折しベットの上で今日も寝て過ごす...

そんな,ぐうたらな毎日にある日,変化が起こる

こんにちは,そして,初めまして.

「大学一の問題児,アニキ」です.

今回このような小説を書いた理由は自分のようなグズ人間でも成功する可能性を秘めていることを世に教えてあげたいと思い,書きました.

実はこれのラストはまだ考えていません.何故ならば,投稿している私は今,大学院1年生で話のネタとなる人生を送っているからです.

もしかしたら,途中で学会とか研究とか修論とか就活とか忙しすぎて挫折するかもしれません.

そのときは本当に申し訳ございません.必ず,3年かかってでも書き上げるつもりです.

最初に書いた通りこの話を読んで今,自分と同じような経験をしている人に元気を与えられればと願っています.プロローグを読んでくださり,ありがとうございます.

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