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原案2 ゲーム⇒異世界 キャラクター設定

今度はゲーム世界から異世界への転移です。


これってジャンルとしては転生になるんだろうか?

・仮タイトル『ドラゴンズ楽園エデン


・主人公 男 20歳前後 面倒見の良いお兄さんタイプ


ゲームキャラはハイ・ドラゴノイドの戦士。大剣をメイン、体術をサブに使用。ギルド『十二神将』所属。

初期種族はヒューマンだったがドラゴノイドに転生。その後、ハイ・ドラゴノイドに進化する。

最高レベルである255に到達した数少ないプレイヤーであり、1対1の直接戦闘では全プレイヤー最強とされている。使用する武器は『到達者』となった時に手に入れた専用武器『神龍牙』。ユニークイベントによって得たスキル『竜の刻印』は配下である5体の上位竜の能力を借りる事が出来る。『戦竜王』の二つ名で呼ばれる。


・設定


最初の舞台となるゲームは業界ではかなり長く続いている。非常に高いスペックではあったが、プレイヤーの個人技能に依存しすぎるという欠点があった。あまりの難易度からユーザーは減っていくが、残ったプレイヤー達全員が一騎当千の実力者となる。特に主人公の所属するギルドはプレイヤーはたった12人だが全員がトップクラスの手練れであり、大会などでは優勝の常連。


経営上の問題もあり、ゲームはアップデートが繰り返され、初期に比べると簡単になっていく。例えばゲームの最高レベルは255だが、最初はレベル100までしか上げられない。イベントで自キャラと同じ能力を持つドッペルゲンガーを倒す事でレベルキャップが解除される。VRゲーム初心者はここで躓く事が多く、イベントはレベル200に変更になった。とはいえ、レベル200は中盤で、後半の難易度は相変わらず。プレイヤーは古参の強豪とアップデート後に参加した新人に二極化しているが、人数比は後者が圧倒的に多い。


通常のレベルは200で止まり、ドッペルイベントをこなす事でレベルキャップは開放される。しかし、経験値によるレベルアップは起きず、レベルアップイベントというものが発生するようになる。文字通り特殊なイベントやクエストを達成するとレベルがアップし、レベル250まで50回発生する。難易度はかなり高く、だんだん難しくなっていく。さらに一人で挑むイベントも発生するので、プレイヤースキルが未熟な者はレベル250まで上げる事が出来ない。レベル250に達した者は、上級プレイヤーへの試練を達成したことから『達成者』と呼ばれる。達成者は全プレイヤーの2割ほど。


レベル250に達したプレイヤーにはユニークイベントが発生するようになる。これは今までのプレイヤーの行動やこなしたイベントなどのプレイログから決定され、個人で起きるイベントが全く違う。共通しているのは異様な高さの難易度と、異常な性能の報酬が貰えるという点。全部で5回起きるイベントを制しレベル255に至った者を『到達者』と呼ぶ。到達者は達成者の中でも1割もおらず、十二神将でも主人公を含めて7人である。


大量に追加されるイベントは大半が新規参加プレイヤー向けで、古参のプレイヤーには物足りない。古参プレイヤーの半数は生産技能などに手を出して第2のゲーム人生を歩んでいる。主人公は公式大会戦士部門の優勝賞品として浮遊島タイプの個人ホームを持っている。そこに巨大な繁殖施設を設置し、ドラゴンの繁殖育成を行っている。主人公の種族は竜人なのでドラゴンと相性が良いが、安定した繁殖に成功したのは主人公のみ。中級者は移動用の騎乗モンスターを購入することが多いが、主人公の育てたワイバーン、ラプトル、アースリザードは人気が高い。大会の景品としてドラゴンを提供する事もある。


・主人公の配下


主人公はゲーム中随一のドラゴンブリーダーだが、それでも下位竜から中位竜に進化させるのは難しい。何故なら、中位竜はゲーム中でテイムできるモンスターの中で最高位の存在だからだ。上位竜や最上位の竜王は中ボスや大ボスであり、テイムの対象にならない。しかし、主人公は全プレイヤーの中で唯一上位竜を配下としている。主人公のユニークイベントはドラゴンに関わるものであり、5回のイベントで5体の中位竜を上位竜に進化させることができた。


下位竜:一般的なノーマルなドラゴン。属性や体色によってファイア、アース、レッド、ブルーなど名称が決まる。


中位竜:複数属性を持つ者が多い。稀に特殊な進化を遂げた亜種も誕生する。


上位竜:高い知能を持ち魔法を操る。1体1体が特殊な能力を持ち、全ての個体がユニークモンスター。



時空竜:時空属性を操る。足がヒレのワニに似た姿(イメージとしては翼のあるモササウルス)で空間を泳ぐように移動する。青い髪の青年への人化能力を持つ。真面目な性格で5体のリーダー格。『時空の刻印』は物体転送魔法【アポート】を主人公に与えている。


聖母竜:防御や回復など補助能力に優れている。天使のような6翼を持つ純白のドラゴンで、竜と鳥の中間のような姿をしている。銀髪の若い娘への人化能力を持つ。穏やかで優しい性格。『聖母の刻印』は全能力を引き上げる白銀のオーラ【祝福の抱擁】を発生させる。


幻魔竜:スピリット系の特殊個体でオーラを纏う骨竜の姿をしている。幻術や妖術などを得意とする。紫髪の学者風の老人に人化する。仲間以外には無口で偏屈な性格。『幻魔の刻印』は極短時間だけ実体を無くし、物理攻撃を透過させるスキル【ファントム・シフト】を発動させる。


魔導竜:全属性の攻撃魔法を操る黄金の4頭竜。遠距離での魔法戦闘では圧倒的な戦闘力を発揮する。金髪ツインテールの少女に人化する。我儘で子供っぽい性格。『魔導の刻印』は耐久力が続く限り魔法攻撃を無効化する【アンチ・マジック・シェル】を発生させる。


鎧甲竜:全身が黒い装甲で覆われた巨竜。圧倒的なパワーと防御力、再生力を誇り、重力制御能力を持つ。熱血漢の黒髪の少年に人化する。『鎧甲の刻印』は全身を硬質化させる【黒曜の竜鱗】を発動させる。


その他NPC:主人公のホームにしてブリーディングファームである浮遊島『ドラゴンズ・エデン』で働く配下達。全員がリザードマンやドラゴノイドであり、そこそこの戦闘能力も有している。しかし、やはり本領はホームの管理スタッフであり竜の世話が得意。


・重要なキャラクター


オルクス:ギルド『十二神将』所属の魔法使いで主人公の友人。新人の育成に熱心な人格者であり、種族は猪獣人のハイ・オーク。レベル252の『達成者』。ギルドの運営が主な仕事で戦闘は本職ではない。しかし、魔法使いとしての力量はトップクラスであり、火と闇の魔法のスペシャリスト。二つ名は『冥王』。もう一人の主人公と言えるキャラで、主人公より先に異世界に渡り、主人公より苦労している。


偽神ギシン:異世界で誕生した偽りの神。自身を神と称した邪教の教主が禁術によって変異した存在。とある事情からゲームの世界に現れ、主人公たちと激戦を繰り広げる。その結果、主人公たちは異世界に放り込まれることになる。



RCWの悲劇の敵キャラ『ニクス』の主人公版ってとこですね。


魔法無しの最強パワーファイターがドラゴンを従えて、あらゆる敵をぶった切るストーリー。


主人公との対比として、同格の魔法使いの友人がサブ主人公として用意されているのが特徴です。


プロローグ設定は次話で紹介。


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