第4話 おっさんはゴーレムをくりだした
交易都市ユーダリル、という都市がある。
レーヴァティン国の東に存在する、どの国家にも属していない独立都市だ。
丁度各主要国家に挟まれる場所に位置し、それ故あらゆる商人や旅人が集い、この都市で金を落としていく。
冒険者なども例外ではなく、何を隠そうゲーム開始時にキャラクターが最初に立つのがこのユーダリルだ。
ここは俺の知るゲームの200年後の世界だが、ユーダリルの活気は変わらないらしい。
少しだけ、俺の知る通りの場所があってほっとした。
うん、ここには親しみを持てそうだ。
「……ディーナよ、動きにくいのだが」
「我慢して下さい。ルファス様は有名人なんですから。
無駄な注目を浴びたくはないでしょう?」
その親しみの持てる都市を、俺は外套で全身を隠すという怪しさ満点の不審者スタイルで徘徊していた。
邪魔な翼は身体を抱くように回し、その上から外套で全身を包む事で強引に正体を隠すというディーナの案だ。
しかも便利な事に俺が最初に着ていたこの赤の外套、頭巾付きだ。
いやうん、確かにこれなら正体隠せるよ。
でもこれ、逆に注目浴びまくると思うんだ。
しかも翼で身体を拘束してる形になっているので腕がほとんど動かせない。
何これ。新手のプレイ?
「さてルファス様。
まず旅の資金を稼ぎたいとの事でしたが、正直に申しまして非常に難しいと言わざるを得ません。
何せルファス様はお顔が割れ過ぎていて仕事に就きにくいからです。
黒翼の覇王を雇おうなんて考える人間はそういません」
「……200年も前の事だぞ。写真もないこの世界で余の顔を覚えている者などそういまい」
「甘い、甘いですルファス様。
この交易都市はあらゆる国の民が集まる土地。
その中には寿命の長いエルフなども含まれます。
そうした方々は今でもルファス様の事を鮮明に覚えているのです」
ディーナの言葉に俺はああ、なるほどと頷く。
そういやここ、そういう種族が普通にいる世界だったな。
というか俺自身、寿命がかなり長く人生の大半が全盛期という中々のインチキ生物だ。
天翼族は元々、神の遣いである天使が先祖と言われている種族だ。
そのせいなのかどうかは知らないが、とにかく寿命が長く、平均寿命1500年とかいうふざけた数字を誇る。
俺の容姿が200年経っても若いままなのはそのせいだ。
ちなみにルファスの設定年齢は275歳だったから、今は475歳か。
人間で言うと封印前が14歳、今が24歳ってとこだ。
……外見は15~17くらいの小娘だが。
「特にその黒い翼はルファス様の事を知らないとしても悪い意味で目立ちます。
天翼族にとって、それは禁忌の翼なのですから」
「黒くらい普通だろう。むしろ地味な部類だ」
天翼族は先述の通り天使の末裔と言われている。
本人達もそれを信じており、それ故彼等は穢れのない純白の翼を己の誇りとしているのだ。
純白の翼こそが天翼族の証とまで言われ、天翼族の間での魅力とは顔や身体つきよりも翼の美しさで決まるし、男から女への求愛行動も翼を誇示する事に終始する。
ぶっちゃけた話、デブでニキビだらけでタラコ唇で息が臭くて服に萌えキャラをプリントしてるような不細工だろうと翼が白くて美しければそいつは天翼族の中ではイケメンなのだ。
逆にどれだけ容姿が整っていようが翼の白さが足りなければそいつはブサメンだ。
俺の漆黒の翼なんて最早論外。
美醜どうこうの次元を完全にふっ飛ばし、単なる化物としてしか認知されない。
人間で言うと……そうだな。肌が緑色で眉毛がなくて額から触覚が生えてるとか、そういう次元の話だ。
もう美形や不細工がどうこうのレベルじゃなく、天翼族としてすら見て貰えない。
勿論俺はこの天翼族の設定を知っていたし、知っていてキャラメイク時にカラーエディットで黒い翼にした。
理由は至極単純。『禁忌の翼って格好いいやん?』……これだけだ。
言うまでもなく同じ発想に至ったプレイヤーはそれこそ山のようにいたし、漆黒の翼なんてゲームでは珍しくも何ともなかった。
むしろ黒翼なんて全然マシな部類で、翼が黄金だとか左右の翼で色が違うとか、酷いのに至っては羽根一枚一枚の色が違うというのまであった。
それを知っているとな……どうも、黒い翼が目立つというのがイマイチ納得出来ない。
俺で悪目立ちするなら、虹色の翼とかここにいたらどうなるんだ、と思ってしまう。
「全然普通じゃありません! お願いですからご自分の特異さを自覚なさって下さい!」
「ああ、わかったわかった。分かったからそう怒鳴るな」
ディーナに怒られ、肩をすくめる。
やれやれ、この世界ではゲームと違って黒い翼はそうそう人に見せる事が出来ない、か。
こりゃ少し不便を強いられそうだな。
「全くもう……。
それで話は戻りますが、そんなルファス様でも無条件に就ける仕事が一つだけあります」
「ああ、冒険者――別名命の叩き売りだな?」
「Yes。あれなら身分も地位もいりません。身体一つあれば誰でもなる事が出来ます」
命の叩き売り、冒険者。
その仕事に就くのに特別な物は何一つ要らない。
金も身分も地位も関係なく、奴隷だろうが悪人だろうが仕事をもらう事が出来る。
その代わり何の安全保障も保険もない。
何らかのトラブルが起こり、腕や足を失おうと命を失おうと依頼側にも仲介側にも一切の責任が生じないのだ。
加えて社会的カーストは最底辺。
行き場を失った浮浪者や行く当てのない失業者。
明日を喰うにも困る社会的弱者。
そういった連中が一攫千金を夢見て最期に辿り着き――そして野垂れ死ぬ。
冒険者とは、そういう仕事だ。
ゲームならば死んでも復活出来るので気軽に挑めたし、そんな暗い設定は文字通り背景でしかなかった。
むしろほとんどのプレイヤーはまず冒険者として金と経験値を稼ぐ事から始めるので、冒険者の人数が平気で数万人や数十万人に登っていたな。
社会的カーストはどうしたって? ……NPCに多少悪態吐かれるくらいですが何か?
だがここは現実。死ねばそれまでだし、ゲームでは出ないような残酷な現場を目の当たりにする事もあるだろう。
……俺、大丈夫かな。
この身体はルファス・マファールだから遊んでても死ぬような事にはならないと思う。
だが俺自身は血に耐えられるか?
道路で車に轢かれて死んでいる猫や鳩すら直視出来ない俺がこの荒行を出来るのか?
正直、不安は尽きない。
「着きましたよ、ここです」
ディーナに誘われるままに俺は一つの建物へ入る。
木造の少し薄汚れた酒場だ。
1階部分は食堂になっているのかいくつものテーブルが置かれ、見るからにゴロツキといった人相の悪い顔ぶれがあちこちに座っている。
俺達が入ると男達の野獣のような視線がディーナに集まった。
もっとも隣にいる不審者(俺)を警戒してか、近付いてくる輩まではいなかったが。
「うむ、このいかにも肥溜めといった風情。懐かしいな」
「そういえばルファス様も国を建国する前は冒険者でしたっけ」
――ん? 今俺はおかしな事を自然と口にしていなかったか?
懐かしい……いや、まあ確かに懐かしいだろう。
上記の通りプレイヤーの大半はまず冒険者稼業からスタートする。
それは俺も例外ではなく、いくつもの依頼をこなしてきたものだ。
だが……そうだ、こんな酒場に『俺』は入った事がないだろう。
なのに懐かしさを感じている。
いかんな、やはり少し『俺』と『ルファス』が混同してしまっているようだ。
「いらっしゃい。注文は何にするね? それとも泊まりかい?」
「注文は冒険者の依頼を」
「……お嬢さん正気かい?」
無愛想なハゲ頭のマスターが怪訝そうにディーナを見る。
彼女は見るからに線が細く、とても荒事に向いているとは思えない姿だ。
確かに彼女が冒険者なんかやると言ったら、まず正気を疑われるだろう。
しかしそんな店主にディーナは朗らかに笑い、大丈夫ですと伝える。
「依頼を受けるのは私じゃなくてこちらの方ですよ」
「ふうん、その赤マントがねえ……まあ、いいだろう。
じゃあとりあえず店の裏に来てもらえるかい? 実力の程を見せてもらいたい」
冒険者とはいつ死んでもいい連中である。
しかしだからといって、送り出す全員が依頼を達成出来ず死んでいては仲介人の評判はガタ落ちだ。
『あそこの宿に依頼を張りつけてもロクな奴が来ない』なんて噂されては、誰も依頼をくれなくなるだろう。
だからこうして、どの程度の実力があるかを仲介人は見定めなくてはならないわけだ。
……と、ディーナが俺に耳打ちしてくれた。
言われた通り宿の裏に行くと、そこにはマスターと数体の石像が立っていた。
石像はどれも同じ顔立ちで、髭面のナイスガイ達だ。
確かあれはアルケミストの造り出すストーンゴーレムだな。
アルケミストは道具を消耗する事で様々な道具を作る事が出来るクラスで、ゴーレムはその作り出せる道具の一つだ。
自動戦闘してくれるNPCで、一人旅をするプレイヤーの心強いお供となってくれる。
その強さは素材や術者のスキルレベルによって変わり、共通してレベルやステータスの変動は一切ない。
またHPもアルケミストの『修復』以外では回復出来ず、破壊されればもうそのゴーレムは使えない。
加えて攻撃対象をCPUが勝手に選んで攻撃してしまうため、攻撃して欲しくない相手だろうと遠慮なく殴るのが問題だ。
便利ではある。だが高レベルになってまで多用するものでもない。
俺も最後の決戦時にはゴーレムをかなりの数用意して兵力を水増ししたが、高レベルプレイヤーの前に紙切れのように千切り倒されていたのを覚えている。
「あんたにはこれから、このゴーレム達と戦ってもらおう。
倒した数、要した時間で実力を判断させてもらう」
「うむ、よかろう」
マスターの説明に返事を返し、俺は一歩前へ出る。
外套で動きにくい上に翼を回しているせいで腕も動かせない。
正直ハンデもいいところなのだが……まあ多分大丈夫だろう。
最悪レベル差に物を言わせての威圧でどうとでもなるし、そうでなくても蹴りで多分いけるはず。
「準備はいいかい?」
「いつでも構わん」
「よし。じゃあ動かすぞ」
マスターがそう言うと同時にゴーレムの目に光が灯る。
それと同時に俺はレンジャーのスキルである『観察眼』を発動した。
これは相手のレベルや残存HPを表示させる事が出来るという単純かつ便利なスキルで、レベル差が空いているならばステータスまでもを読み取れる。
かくして判明した相手の能力は次の通りだ。
【ストーンゴーレム】
レベル 5
種族:人造生命体
HP 68
SP 0
STR(攻撃力) 73
DEX(器用度) 36
VIT(生命力) 80
INT(知力) 5
AGI(素早さ) 27
MND(精神力) 5
LUK(幸運) 40
ふむ、まあ見た通り雑兵といったところか。
このレベルならゲーム開始時の冒険者でも30分くらいレベル上げをして挑めば容易く倒せる程度だ。
高レベル冒険者のアシスト付きで強いモンスターに挑めるなら一度の戦闘で飛び越えるのも難しくない。
それが5体……確かに実力を計る以上の意味はこのゴーレムにはないらしい。
むしろこれに負けるようなら諦めた方がいい。
……ああ、一応俺のステータスも確認しておくか。
正直、差がありすぎてどの程度加減するべきかも分からないがな。
【ルファス・マファール】
レベル 1000
種族:天翼族
クラスレベル
ウォーリア 100
ソードマスター 100
グラップラー 100
チャンピオン 100
モンスターテイマー 100
アルケミスト 100
レンジャー 100
ストライダー 100
アコライト 100
プリースト 50
エスパー 50
HP 335000
SP 17430
STR(攻撃力) 9200
DEX(器用度) 8750
VIT(生命力) 10300
INT(知力) 8300
AGI(素早さ) 10778
MND(精神力) 9550
LUK(幸運) 9280
装備
頭 ――
右腕 ――
左腕 ――
体 天后のドレス
・全状態異常無効化
・HP自動回復
足 俊足のブーツ
・フィールド移動速度上昇
その他 7曜の外套
・全属性ダメージ半減
うん、もう完全に弱い者苛めだなこれ。
ちなみにステータスがおかしいのは気のせいじゃない。
レベルそのものは1000でカンストする仕様だが、ステータスに上限は設けられていないのだ。
つまりステアップ系のドーピングアイテムを使えば上げ放題という事である。
どれもレアアイテムではあるのだが、一部を除き頑張れば入手出来ない程レアではない。
特にHP系のドーピングアイテムは安易に入手出来るおかげでHPもかなり上昇している。
余談だが普通に天翼族をこのクラス習得でレベル1000にした時のHPは大体7万前後である。
これを説明すれば俺がどれだけ頑張ってHPを上げたのかも分かるだろうか。
カンストで挑む事前提のボスキャラには流石に届かないが、そこらのボスよりも上だという自信がある。
『野生のラスボス』とか言われていたのは決して伊達ではないのだ。
ついでに『レベル』と『クラスレベル』についても説明しておこう。
レベルはそのまんまレベル。RPGではもはや当たり前の強さを表す数値で、戦って経験値を稼ぎ、一定値に溜まる事で上昇していく。
上限は1000で、これ以上は何をどうしようが上がらない。
例えボスキャラだろうとこの法則には逆らえないエクスゲート不変のルールだ。
次に『クラスレベル』。
これは自分が習得しているクラスのレベルを表すもので最大で100まで上昇する。
上昇はレベルアップと同じタイミングで行われ、その時就いているクラスがそのままレベルアップ時の能力上昇にも影響するので結構重要だ。
例えば前衛をやりたいのに、あんまり長い間後衛クラスばかりやっていると、気付けば全然能力値が前衛向きじゃなくて困った、なんて事にもなりかねない。
この辺、結構TRPG的だなと思う。
前身がTRPGというのは伊達ではない。
そして100MAXまで届くと同時に『クラスレベルが100です。クラスチェンジして下さい』というメッセージが表示され、クラスチェンジしない限りどんなに戦闘を行おうとレベルは上がらない仕様だ。
この解決法は二つ。
一つはメッセージに従ってのクラスチェンジ。
これを繰り返せば、最終的にレベル1000で、クラスを10個跨いだキャラが完成する。
もっとも必ず100まで上げなければならない道理などなく、例えば俺なんかもプリーストとエスパーは50までしか上げずに、クラス数を無理矢理11個にしている。
もう一つは課金。
金を払う事で一つのクラスのクラスレベル限界値が200まで解禁され、そのまま同じクラスに居続ける事が出来る。
ただしこの場合、新しく習得出来るスキルはほとんどない。
あらかたのスキルはクラスレベル100までに出切ってしまい、これを続けるメリットは能力値の上昇くらいか。
例えばソードマスターやグラップラーに長く居続ける事で他の前衛よりも攻撃力やHPが伸びたりってのがこの課金の利点だ。
それと一部のスキルはクラスレベルに依存するので、それ目当てで200まで伸ばす奴も多い。
後はそうだな……一定のクラスをレベル200にする事でしか解禁されない隠しクラスや隠しスキルがいくつかあるらしいが、そのほとんどは発見されていない。
多分、かなりアホみたいな育て方をしないと解禁されないんだろうとは言われている。
ま、これは今はどうでもいいか。
さて、この身体になって初の戦闘だ。
苦戦する要素は全く見えないが、とりあえず試し斬りといかせてもらおうか。
※ちょっとした説明
この世界には様々な種族がいますが、プレイヤーが選択出来るのは合計7種族。
この7種族がミズガルズにおける主要種族であり、世界を支えています。
どれも一応人類に属し、二足歩行は共通。
尚、オークやオーガ、ゴブリンも一応亜人ですがこの7人類には含まれずモンスターとして扱われてしまっています。
・人間族
世界で最も数が多い人類。
7種族で最も標準的な能力を持ち、突出したものはないが弱点もない。
おなじ人類であれば7種族のどれとも交配可能でハーフを作る際は必ず片親は人間族となる。
エルフ×天翼族は成立しないが天翼族×人間族であればハーフは可能。
種族スキルは仲間がいる時にステータスが微上昇し、取得経験値が増える『一致団結』。
・エルフ族
ファンタジーお馴染みの耳が長い美形種族。
寿命も長く、軽く1000年は生きる。
全員揃って線が細い美形であり、そのせいか身体能力が低く前衛職には向かない。
しかし魔力方面の伸びは7種族最大。
肉系のアイテムを使用出来ないという変な縛りがある。
種族スキルは時間経過と共にSPが回復する『精神統一』。
・天翼族
大空を自在に舞う天の民。
全てのステータスが高く、寿命も長い。
しかし魔との適性が低いのか攻撃魔法の類を一切習得出来ず、魔術職には致命的に向かない。
とはいえ、賢さとSP自体は高いのでアコライトやアルケミストになれば充分にステータスを活かす事は出来る。
レベル差が開いている敵を問答無用で無力化する為、相手を倒さず行動不能にしてから捕獲するモンスターテイマーとの相性も良好。
種族スキルは一定以上のレベル差がある相手をランダムで数ターン行動不能にする『威圧』。
・獣人族
獣の特徴を備えた森の民。
同じ獣人でもパワーに特化した肉食獣型と速度に特化した草食獣型に分岐する。
肉体能力が高く、近接戦においては天翼族すら凌ぐが賢さはほとんど伸びない。
天翼族のように魔法そのものが使えないわけではないが、あまり後衛向きとは言えない。
種族スキルは敵の位置がマップ上に表示される『気配探知』。
・吸血鬼
闇夜に力を発揮する夜の貴族。
全てのステータスが天翼族と並んで高く、加えて魔法をも使いこなす。
隠しステータスとして、死亡しても時間帯が夜ならばすぐに復活可能。
更に種族スキルによりHPが自動回復するなど反則的なまでに強い。
しかし弱点が多く、特に日中外に出るとステータスが大幅に下がるのは致命的。
それでも仕事などの理由で夜しかIN出来ない一部のプレイヤーには根強い人気を誇った。
天力との相性が悪く、天法を使用出来ない。
種族スキルはHPが自動回復する『再生』。
・ドワーフ族
背が低いが生命力と器用さ、防御力に優れる種族。
しかし近接しての戦闘ならば獣人の方が強力な為、わざわざこの種族を選ぶ理由はない。
ドワーフの真価は戦闘よりも手先の器用さを活かした武器生成やアイテム作成などにこそある。
一切戦闘せず、ひたすら生産職に情熱をかけるドワーフプレイヤーも決して珍しくなかった。
種族スキルはアイテム作成の成功率が2倍になる『職人芸』。
・小人族
ホビット、ハーフリング、グラスランナーなどの名で呼ばれる小型の人類。
陽気ですばしっこく、レンジャーなどに向いている。
攻撃力や魔法は決して強くなく、パーティーの主力を張るのは厳しい。
しかしダンジョン探索などではどの種族よりも頼りになる。
種族スキルはアイテムのドロップ率が1、5倍になる『捜索』。