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第126話 ルファスのれんぞくパンチ

    (⌒)

  (⌒)| | /⌒)

  | || |/ /

  |/ ̄ ̄\/⌒)

 (⌒|゜ ○ ゜| /  

  \|(_人_)|/

  (~\_二_//

   \ ミ彡 \

   |    ヘ_)  ※レオンではありません

   |  ∧ |

   (ニフ  ヒニ)

アリーヴェデルチ(さよなライオン)

 戦闘が始まってより数十分。瀬衣達は地面に倒れ伏していた。

 武器を奪われ、足を斬り付けられ、最早戦える状態ではない。

 いや、デブリだけならばまだ勝ち目はあった。時間停止は確かに厄介この上なく、いかに歴戦の傭兵や冒険者といえど武器を先に奪われては全力など出せるわけがない。

 だが本当に厄介なのはデブリの側近を務める男の方だ。

 彼さえいなければデブリの隙を突き、瀬衣達が勝つことも可能だっただろう。

 サージェスとウィルゴはまだ立っているが、その二人も時間停止を前に打つべき手を見付けられずにいた。


「分かったかい? これが選ばれた者とそうでない者の差だよ。

僕と君達の間には埋められない差があるのさ」

「何よ、偉そうに……凄いのはアンタじゃなくて、その指輪じゃない」


 勝ち誇るデブリに、アルフィがせめてもの意趣返しとして憎まれ口を叩く。

 身体も自由に効かない今、動くのは口だけだ。

 だがどうやら、それはアルフィが思った以上の効果を発揮したらしくデブリの顔が目に見えて怒りに歪む。


「……今、僕を侮辱したのかい?」


 デブリはアルフィの近くまで一瞬で移動すると、彼女の背を踏みつけた。


「あぐっ!」

「平民風情が、この僕を、侮辱したのかって聞いてるんだよ」


 踏む、踏む、踏む。

 少女の背を、頭を、腕を、足を。

 何ら罪悪感を抱える事もなく、躊躇なく踏み躙る。


「野郎ォ!」


 その光景に激怒したガンツが無理矢理立ち上がり、斧を拾うと力任せに振るった。

 それにデブリが意表を突かれ、だがすぐに姿を消して斧を回避してしまう。

 だがその移動先を素早く察知したウィルゴが飛び出し、手にした武器を薙いだ。


「ひっ!?」


 剣閃が煌き、デブリの顔の前を通過する。

 慌ててデブリが時間を停めて距離を取るが、ウィルゴは一瞬見失うだけですぐにデブリを発見して方向転換をした。

 別に彼女が時間停止に追いつけているわけではない。確かに見失っている。

 だが、素の速度に差がありすぎてデブリが行動を起こすよりも先に攻勢に転じているだけなのだ。

 少し交戦して理解出来た。指輪は確かに脅威だが、このデブリ自身は大したことがない。

 ならばこのまま一気に押し切れる!


「そこまでだ。この少年がどうなってもいいのか?」

「!」


 だがウィルゴの動きを、デブリの側近が止めてしまった。

 側近は瀬衣の横に座り、その首元にナイフを押し当てていたのだ。

 これは脅しだ。次に誰かが動いたら瀬衣の首を斬るという脅迫である。

 これにより、戦闘続行が可能だったサージェスとウィルゴの動きまでもが封じられてしまい、何も出来なくなってしまった。

 そうして安全を確保したデブリは勝ち誇った笑みを浮かべ、ウィルゴの顔を殴り付けた。


「ぐっ!」

「お、驚かしやがって……何の取柄もない平民のくせに。

お前もお前だ! 僕を危機に晒すな、無能め!」


 デブリは苛立ちに任せて側近を殴り、それからウィルゴへと視線を戻す。

 殴られた事で頬が多少赤らんでいるが、そこはステータスが違う。

 特に腫れる事もなく、気丈な目でデブリを睨んでいた。

 デブリはその瞳に気分を害したように舌打ちをし、しかしすぐに嫌らしい笑みを浮かべた。


「気に入らないな。君のような礼儀知らずは教育してあげないとね。

礼儀はとても大事な事だ。これを知らない奴は将来とても苦労する。

だから君の為に僕が教えてあげよう」

「……貴方に払う礼儀なんてありません」


 ウィルゴの言葉に、デブリは無言の蹴りで返した。

 ガンツは怒りの余り握りしめた手から血が溢れ、瀬衣は自分が人質にされているという状況に無力感と怒りを覚える。

 何でだ、何で俺はこんなにも弱い。こんなにも惨めだ。

 力が欲しい……こいつを倒して、皆を守れるだけの力が。

 デブリはアルフィを踏みながらウィルゴに手を上げ続けるが、しかしそれでも態度を変えない少女に先にデブリの我慢が限界を迎えた。


「君は、もう少し立場というものを知るべきだ」


 デブリはそう言うとウィルゴの着ている服に手をかけ、一気に引き裂いた。

 白い肌が露になり、下着が人目に触れる。

 だがウィルゴは羞恥を感じつつも、その瞳は依然として真っすぐにデブリを睨んだままだ。


「おい、何をする気だ!」

「何って……決まってるだろう? 教育さ。

これは光栄な事だよ。平民風情が僕のような貴き者に抱いて貰えるんだ」


 デブリがニィ、と口の端を歪めてウィルゴの顎を持ち上げる。

 それを止める事は出来ない。瀬衣が人質にされてしまっている為、誰も動けない。

 デブリは欲望を隠しもしない下卑た顔でウィルゴの下着へと手を伸ばす。


 ――瞬間、天井が砕け、赤い外套の麗人が降って来た。


「……は?」

「ふむ、このような場所に地下室とはな。ここで間違いないのだな?」

「はい、マスター。サジタリウスが調べ上げた場所はここです」


 そこにいたのは絶世の美貌を誇る恐怖の具現と、その従者である鋼鉄の人形。

 ルファスは周囲を軽く見まわし、そして瀬衣達の姿を見付けて不思議そうに目を丸くする。

 一方、トラウマが目の前に出て来た事でアルフィの顔は先程までとは比較にならない程に青褪めていた。

 アルフィと初めて会った時と違い、今のルファスは変装をしている。

 眼鏡をかけ、翼も隠している。

 だが別に顔を隠しているわけでもなく、故に分かる相手には分かってしまうのだ。


「其方等、こんな所で何をしているのだ?」

「ル、ルファスさんこそ、どうして?」

「ああ、少し宿の店主から依頼を受けてな。別に報酬はどうでもいいのだが、どうも心配事があるらしく、料理に本腰を入れてくれんのだ。それは少し勿体無いから、こうして解決に出向いてみたわけだ」


 その返答に瀬衣は呆然とし、そして自分の苦労は何だったのだろうと思う。

 自分達が必死に悪事を追っていたというのに、この人は美味い物を食べたいというだけの理由でここまで来たのだろうか。

 いつの間にか離れていたリーブラがルファスの所へ、顔の焼けた女を連れて戻る。


「マスター、彼女が目的の人物のようです。聞いた特徴と一致しております」

「……ふむ」


 焼けた顔を見てルファスの目が冷たく細められ、それから瀬衣達の傷や、特に酷いアルフィの状態などを見て更に不愉快そうに眉が下がった。

 だがそんなのは大した変化ではない。本当に彼女の雰囲気が一変したのは下着を露にしたウィルゴを見た瞬間だ。

 ――ルファスの顔から、表情が消えた。

 その瞬間瀬衣は、いや、その場にいるルファスを知る全員が『殺される』と錯覚した。

 恐怖という感情がないはずのリーブラですら、主に対して警戒態勢を取りそうになった。

 それほどの顕著な変化だったのだ。


「……一応、念のため聞いておこうか。これは其方がやった事に相違ないか?」

「はっ、何だい君は? いきなり出てきて随分態度がでかいじゃないか。無知というのは怖いね。

僕が誰だかも知らないと見える」

「うむ、全く知らん」


 ルファスの、馬鹿にしているとも取れる発言にデブリの表情が変わった。

 しかしすぐにキザな笑みへ戻すと、気取ったように話す。

 一方で恐怖で全身を麻痺させ、話す事すら出来なくなった瀬衣は、心の中で必死に叫んでいた。

 やめろ、それ以上挑発するな。今すぐに謝って許しを乞うんだ。

 でないと……殺されるぞ!

 だがデブリは己の優位を疑わず、地雷どころか核兵器を――否、膨張爆発寸前の太陽を踏み抜いている事にすら気付かない。


「まあいい。喜べ、君を僕の玩具に任命してあげよう。

態度はともかく、見た目は上物だ。僕が遊んであげるに相応しいよ」

「……マスター、これ、殺しましょう」

「まあ待て、リーブラ。まだ返答を聞いていない。これから行う事は人違いでした、では済まんからな。しっかりと真偽を問わねばな」


 ルファスはあえて何も行わず、怒りも見せずに再度デブリへと問いを送る。


「それで、これは其方の仕業なのかな?」

「ああ、そうさ。僕に歯向かったから少し教育をしてあげているんだよ。

その女は……そいつは勝手に顔を焼いた。僕に抱かれるのが嫌なんだとさ。雌豚が一丁前に気取っているつもりなんだろうかね」

「もう一つ。ウィルゴ……そこの天翼族の殴られた跡と服も其方がやったものか?」

「それがどうかしたかい? 彼女は僕に僅かとはいえ恐怖を与えたんだ。相応の報いじゃないか」

「ふむ……これは凄いな。絵に書いたような下種ぶりだ。それも三下の」


 デブリの返答にルファスは素直な感想を口にする。

 このデブリという男、まるで下種貴族のお手本のような人格ではないか。

 ここまで見事に腐っていると逆にある意味感心させられる。

 これはルファスとしてはある種の褒め言葉ですらあったのだが、デブリはその言葉に不快感を露にし、剣を抜いた。


「君も少し教育が必要なようだね」


 ――時間停止。

 指輪にマナを送る事でこの世の時が停まり、デブリ以外の全員が物言わぬ彫刻となる。

 かつて黒翼の覇王を打つ為に勇者アリオトへ授けられたという時の指輪は無敵だ。

 時間を停めてしまえばどんな達人だろうと彼には勝てない。

 この突然出て来た女は、とりあえず服でもひん剥いてやろうか。

 余裕ぶった顔が羞恥で崩れるのが今から楽しみだ。

 そう下種な思考を巡らせながらデブリがルファスへ手を伸ばし――その腕を掴まれ、時間の流れが元に戻った。


「ほう、驚いたぞ。其方のレベルでこのスピードとはな。

それとも何かカラクリでもあるのか?」

「なっ……え……!?」

「ああなるほど、この指輪か。何かの強力なアイテムのようだな」


 平然と、停まった時へ入り込んだルファスは時間が停まっていた事にすら気付いていないような口調で話す。

 否、事実気付いていない。彼女にとって時間の停止とは本気で動いた時に自然とそうなる現象でしかなく、世界が彼女の速度に追いつけずに停まってしまうに過ぎない、些細な事だからだ。

 だからデブリの時間停止もルファスにしてみればただの高速移動でしかなく、この領域に棲む怪物にとっては出来て当たり前の事だ。

 彼女にとって時間停止は技ですらない。ただの動作なのだ。

 ルファスはデブリから指輪を抜き取り、そして観察する。


「ふむ……『神器クロノス』か。大したものだ。発動してから数秒の間だけ世界全ての速度を10000下げ、実質的に時間を停止させるときたか。……だがこれは……欠陥品だな」

「か、返せ!」

「まあ、待て。まずはやるべき事を片付けねばな」


 ルファスが穏やかな笑みを浮かべ、拳を握る。

 そして、音よりも速くデブリの顔に『峰打ち』込みの剛腕がめり込んだ。

 デブリの鼻が潰れ、鼻血を撒き散らしながら吹き飛びそうになるがその首をルファスが掴んで無理矢理引き戻す。


「おっと、まだ気を失うなよ小僧。お仕置きはこれからなのだ」


 ルファスが獲物を前にした猛獣のように笑い、威圧が発動する。

 瞬間、全員を襲ったのはまるで天が落ちて来たかのような絶対的な重圧だ。

 この世の時間を停める、どころの話ではない。

 ただの存在感で、この場の全てを制圧してしまえる王の才。

 ルファスという存在に世界が怯え、威圧感は物理的な重圧すら伴って床を罅割れさせる。

 それでいて瀬衣などには殆ど被害が向かず、余波だけで地面に縫い付けられている辺り妙な器用さすら発揮していた。


「ひっ……!?」


 ここにきてデブリはようやく悟った。

 無知だったのは自分だと。

 とんでもない怪物に喧嘩を売っていたと、今更ながらに思い知った。

 デブリは思う。ああまただ。また見下されている。また嘲笑われている。


「い、嫌だ……もう見下されるのは嫌だ……!

僕は、僕はもう、あの頃には戻りたくない!」




 ――デブリ・スペスは薄汚い孤児として、教会の前に捨てられていた。

 両親の顔も声も知らぬ幼少期。

 身体が弱く、魔法の才にも恵まれなかった彼は毎日のように周囲から馬鹿にされていた。

 無能のデブリ。うすのろデブリ。それが彼の渾名であった。

 褒められた事など一度もなく、いつだってゴミでも見るかのような視線に晒されていた。

 だが、そんな彼の人生はある日を境に一変する。

 自分が本当は貴族の息子で、赤ん坊の時に誘拐された挙句に追い詰められた犯人が教会前に捨てたのだと聞いた時は飛び跳ねる程に喜んだ。

 そうだ、僕は本当は貴い一族だった。平民なんかとは違う存在だったんだ。

 だがそう喜んだのも束の間、貴族としての人生を迎えた彼に向けられたのは、元々は孤児として過ごしていたという事への侮蔑の視線。

 だから見下されまいと強い自分を装った。

 必要以上に他者を――。


「どうでもいい」


 ――ルファスの拳が再度、デブリの顔へめり込んだ。


「がっ……ぼ!?」

「其方、何を突然聞かれてもいないのに勝手に過去語りをしているのだ。

まさかとは思うが、可哀想な過去があればそれで自分のやった事が消えるとでも?

其方の過去など心底どうでもいいわ」


 ルファスにとって、デブリの過去など道端に落ちている犬の糞以上にどうでもよかった。

 孤児だった? 見下されていた? 知った事か。

 こいつはウィルゴに手を出して自分を敵に回した。それが全てだ。

 それに、こいつの所業も気に食わない。

 過去が哀れだったら民を虐げてもいい? 笑わせる。

 高貴なる者には、それに伴う義務が生じる。貴族とは平民を虐げるのではない。守り、管理する為に存在する。

 余も確かに悪事は働いたし、多くの命を奪いはした。敵対した相手を焼き滅ぼした事もある。それは否定せん。

 だが、自分の民を戯れに不幸にするのは、それはもう貴族でも何でもない。

 ただの権力を持った下郎だ。

 ルファスの中から情が驚くほどの速さで消失し、後には黒翼の覇王としての冷酷さだけが残る。

 余はこいつが心底気に食わない。

 ならば遠慮は不要。やるべき事はたった一つ。

 『峰打ち』をかけ直し――全力でブン殴った。


 殴る。

 殴る、殴る。

 殴る、殴る、殴る、殴る、。

 殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る!

 一切情け容赦を含まないルファスの拳が、秒間に億を超える弾幕となってデブリを打ちのめす。

 頭、顔、胸、肩、腕、膝、腹、足、膝、 睾丸!! 全身の至る所を余すところなく叩き潰す!


 前歯、八重歯、奥歯、親知らず!

 口の中の全ての歯がへし折れ、顎が砕け、眼孔と眼球が潰れる。

 だが拳は止まらない。


 頭蓋骨、顔面骨、脊椎骨、胸骨、肋骨!

 肩甲骨、鎖骨、上腕骨、前腕骨、手根骨、寛骨!

 恥骨! 大腿骨! 膝蓋骨! 下腿骨! 足根骨!

 身体中のありとあらゆる部分を完膚なきまでに破壊し尽す。

 一撃でも惑星に亀裂を刻み込む拳を、スキルの効果で無理矢理にHPを1だけ残して雨あられと叩き込むという在り得ない理不尽、激痛を前にデブリの精神が一瞬で焼き切れ、だがスキルの効果で死ぬ事が出来ない。


「失せよ、下郎」

「……ッ、……!」


 ルファスの連打が終わった時、デブリの身体で無事な箇所は一つとして存在していなかった。

 もはやかろうじて人間の原型を保っているというだけの――スキルの効果により『保たされている』だけの悲鳴すら上げられなくなった肉の塊は最後に渾身の一撃を喰らって盛大に吹き飛び、しかし直後にルファスに首を掴まれて引き戻される。

 『峰打ち』が有効な間はルファスによる攻撃では決して死なない。

 だがそれ以外の要因までカバーするほどに気の利いたスキルというわけでもなく、例えば今もルファスが掴まなければデブリの身体は一秒の間に叩き込まれた数億の拳打の威力と回数に見合った距離を吹き飛んだ事だろう。

 これでどれだけ吹き飛ぶかなどはルファス自身も把握していないが、間違いなく宇宙まで吹き飛び、そして死んでいたはずだ。

 ルファスはデブリを軽く放り投げ、しかし本人は軽く投げたつもりでも人外の膂力だ。

 デブリは壁にめり込み、更に数メートルは続くトンネルを掘ってようやく止まる。

 まるで地面に落ちたゴミをゴミ箱に入れるような気軽な動作。気楽な仕草。

 しかし起こる現象は完全な理不尽。

 その在り得ざる光景を前に、デブリの側近は顔を真っ青にして己の勝ち目が完全にゼロになった事を悟った。

 そうして完全にデブリという人間を破壊し尽してから、ルファスは一言付け加える。


「安心しろ……峰打ち(てかげん)しておいた。

其方に残された僅かな時間、精々後悔する事に使うといい」



 ……手加減って一体何だっけ?

 そう思いながら、瀬衣達は例外なく青褪めた顔でルファスを見上げていた。



 アイテム『時の指輪(クロノス)』。

 所有者名 デブリ・スペス。

 ……再起不能リタイア


 To be continued⇒



峰打ち(全力ラッシュ)


Q、……これ生きてるの?

A、生きてます。峰打ちさえすれば大陸を真っ二つに割るギャグのような剛腕で全力ラッシュを叩き込んでも必ずHPが1残ります。安心!

精神コマンド『てかげん』をすれば銀河ごと消し去る攻撃でザクに攻撃しても耐えるのと同じです。

まあこれを生きていると言うかは微妙ですが。

Q、峰打ちしなかったらどうなってたの?

A、最初の一発で木っ端微塵のR-18Gになります。

肉片が四散して散弾銃のように壁とか壊しながらどこかに飛んで行って行方不明になります。

でもその方が痛みを感じずに逝けるのでまだ幸せだったかもしれません。

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[一言] アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリィアリーべデルチ
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