よっしゃー!
授業なう(笑)
うん昨日勉強嫌とか言ってゴメンね?
すっごい楽しい!
何このゲームの設定って感じ?
「えー先っも説明したようにーこの世界には手を出してはいけない職業の人が何人かいます〜。
その人達をまとめて超越者と呼んでいるんですけど〜
これが何かわかる人いますか〜」
ただエリスの話し方が…眠たくしかならないです。
「ネロウ!ネロウ!お前なんかわかるか?」
「ジャックうるさいよ。エリスに怒られるから静かにしてくれ。
あと魔王とか勇者だと思うぞ。」
彼は俺の友達その二のジャックだ。
髪は金、目は赤と青のオッドアイだ。
顔は整ってるがまだ幼いから可愛い感じだな。
さらに運動神経抜群、性格もイケメンときたもんだ。
何この主人公?俺が主人公だよねってなる。
捨てられたのは単純に親がお金なかったからだろうな。
「そっか〜魔王と勇者か〜!
俺は将来勇者になるんだ!ネロウとハルと三人で世界救おうぜ!」
「いや、世界救おうぜ!って今は魔王もおとなしいし特に世界機器じゃないからね。」
っとまぁ嬉しいことを言ってくれる。が素直になれない俺orz
ちなみにハルはジャックと反対側の俺のとなりに座っていて爆睡中だ。
何あの子寝顔マジ天使!
俺はこの時気付かなかったんだ。
すぐ近くに恐怖が潜んでいることに…
「貴方達三人は余裕ですね〜
それでは超越者と呼ばれる五つの職業とその理由を述べてもらえますか〜?もし間違えたら本日の掃除は三人で行ってもらいますよ~まずは〜ハルちゃんね。」
エリスである…
ジャックのせいだ。
かわいそうなハルである。
「えっとねーわかりまちぇん。」
「そうね〜全く聞かずお昼寝してましたもんね〜
次ジャック君!」
頼むジャックお前が頼りだ!
「えっとな!勇者と魔王だ!
理由はどっちもとてつもなく強いからだな。」
「不十分ですね〜それに5職と言ってるじゃないですか〜話聞いてくださいね〜!
次はネロウくん!」
ヤバイ本気で怒ってやがるぜ…
前世の知識で適当に行くか。
「勇者と魔王は共に特殊能力を持つからです。
お互いに反対の能力なのでついの存在として扱われますね。」
「正解ですね〜あと三つわかりますか?」
前世の知識に感謝を!!!!
あと三つか強そうなのは魔神とかかな?
でもそれは神になるからバツか。
龍王とかも怪しいな。
それでいうとあとは獣王とかかな?
「あとは獣王、龍王、魔神かな?
理由はわからないけど…」
「違います〜
正解は龍王だけですね〜これはジャック君が言っていた通りの理由でただ強すぎるからです。それと同じ理由で大賢者と言うのも入りますね。龍王は身体能力てきに優れていて大賢者は魔法能力に優れていますね〜。
最後の一つは最強で最弱の職業でして〜死霊魔術師ですね〜
本人の能力は弱いです。一般人より少し強いかな?ぐらいですね〜ただ死霊魔法を使うことで軍隊を作ることができ他の超越者すら配下にします〜だから世界中で最も恐れられ嫌われる人だちですね〜。今日はここまでにしましょう〜。
では三人とも掃除頑張ってくださいね〜」
いつもの黒い笑顔でいわれハルとジャックは絶望しているが俺は内心歓喜している。
これで俺は成り上がれる。
世界から嫌われる?そんなこと知ったことか!
圧倒的な力は妬み恨み嫉みを買うもんだ。
さらに俺は支配者の素質で俺自体も強くなれる!
向かうところ敵なしだ。
しかしもっと強力な配下を増やさなくてはな。
今のままだと俺クソ弱いしな。
なにか考えておかないとな〜
このあと3人で掃除していつものように遊んで過ごした。