実験と名前ゲット
俺が目覚めた時にはまだあたりは薄暗く捨てられてた場所から動いていないようであった。
「うぎゃーおぎゃーぎゃー!」
取り敢えず叫んでみた。誰か出てきてくれないかな?
季節は春くらいだと思う。お花いっぱいだし。
でも肌寒い感じなんだよな風邪ひいてしまう。
風邪でも赤ちゃんは死ぬんだぞ!早く助けろー!
「あら?また捨て子かしら?
最近多いのよね〜おぉ可哀想にね〜親に捨てられちゃいまちたか〜」
なんか頭にケモノ耳つけた人が出てきた。
バッチリと大きな目が可愛らしいな。獣人というやつだろうか?
耳は熊ってところだろうか?身長は大きく見えるがそれはこの体だからだろう。
ちなみに巨乳だ。ただおばさんって年齢だけどな
「取り敢えずステータスだけ確認しときますか。
ステータス!……………捨てられた理由は能力の低さってところかしら。
赤ちゃんのステータスなんてすぐに上がるからあんまり強さに関係ないんだけどね〜」
おぉ!耳より情報ゲット!これで取り敢えずずっと最弱ってことはないな。
「まぁまだ朝も早いしベットに寝かせていましょ」
それから赤ちゃんベットがたくさんある部屋のなかに連れていからその中の一つに寝かされた。
取り敢えずこれで寝床は確保だな爺さんありがとう!
さてこれからどうするか
一番の問題は死霊魔法だな。
他人のスキルは見ることができないみたいだがよくある小説のように鑑定のようなスキルで見破られたら破滅だ
まぁ鑑定があると仮定するとおそらく隠匿もあると家庭できるだろう。
そのスキルを持った死体を見つけて配下にするのが一番だな。
じゃあまず最初の配下制作と行くか
死霊魔法の使い方はなんとなくわかる。
体の動かし方がわかるのと同じ感じだ。
よし!死霊魔法発動!
そうして一週間ほど実験などを繰り返して過ごした。
まず分かったことを言う。
死霊魔法と支配者の素質の組み合わせはチートだ。
まず基本的に自分より強い生物の死体で配下を作ることができない。
さらに魔法を行使するのに使う魔力が大きい。
その大きさは自分との強さの違いで変わる。
今の俺ではベットにいた蚤の死体ですら配下にすると魔力が枯渇して気絶する。
因みに蚤のステータスは少数第十位以下だ。
正直使い道のない配下である。
まぁ情報を得るためには使えるがそれだけだ。
そして俺は魔力を使い続けたことでステータスとレベルがあがった!結果はこれだ!
ネロン
level 2
体力 7
魔力 8
筋力 6
早さ 6
防御 6
特攻 8
特防 7
スキル
死霊魔法2
あんまり変わらん…
てか魔法関連しか伸びてないし。
あと死霊魔法のレベルが上がったから失敗の確率が減った。
ちなみに失敗したら魔力だけ減って何も起こらない。
名前はエリサさん(熊獣人のおばさん)がつけてくれた。
取り敢えずこれからも要練習ってところだな。
今の俺では何もできることはないしな