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No 8
4月の頃
4月のまだ冷たい嵐に花びらが舞う
ぼくの心も少し乱れかけてる
にぎやかな歌も華やかな街並みも
ぼくの心を静めることはない
昔のぼくならきっと涙流して
泣いて泣いてすべてを壊してた
けど今さら泣けるはずもなく
ただ心を閉ざすだけ
静かな雨にかわったら心を洗おう
涙でくもったこの心を
戸惑いも悔しさも思いでも
ぼくはそれを留めることを望まないから
昔のぼくならきっと大きく動いて
自分の夢を追いかけた
けど今さら飛び立てるはずもなく
ただ心を閉ざすだけ
雨がやんだら歩いてみようこの続く道を
落ちた花びらはぼくに重なる
濡れた歩道に映る世界に
ぼくの心は流れ堕ちていく
昔のぼくならきっと身をよじって
流されるのを避けれたはず
けど今さらそれは意味を持たず
ただ心を閉ざすだけ
時が行けば固い心もゆっくり溶け出すか
子供の頃の柔らかい心に
生まれた意味を見つけろと父は言った
さまよい揺れた幼い心に
昔のように見つめてみよう
生きた証しと生きる意味を
そして今だから出来る何かを探そう
閉ざした心に光を呼んで
幼い頃に心を戻し
見つめよう今の自分を
幼い頃の自分に問おう
今の自分が間違っているかを
そして両手を広げよう
本当の自分を受けとめるために
そして我が子に言おう
ぼくの心の光は君なんだと




