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作文  作者: 花見 福馬
74/90

No74

14才


僕と君の町に 新しい家が建ってく

僕と君の町に 新しい家族が増える

この町を選ぶひとも この町を行くひとも

それぞれの人生さ それぞれの思いさ

14才の誕生日に 僕の気持ちは

僕と君の町を逃れる 遥かな旅人さ


住み慣れたこの町には 思い出があふれてる

それは初恋の君と はしゃいだ仲間たちのこと

この町に生きるのも 遠い旅を選ぶのも

それぞれのやり方さ 深い深い選択さ

14才の誕生日に 僕の眼差しは

僕と君の町を去り行く 遥かな旅人さ


僕と君の町には やさしさがあふれてる

海も山も空も ひとの心の中も

この町に暮らすのも この町を行くのも

それぞれの夢さ それぞれの追い方さ

14才の誕生日に 僕の叫びは

僕と君の町への 感謝の言葉さ


僕と君の町に 春がやって来る

僕と君の町に 夏がやって来る

この町に留まるも この町を捨てるのも

それぞれのかたちさ それぞれの運命さ

14才の誕生日に 僕の情熱は

僕と君の町が教えた 僕の魂さ


僕と君の町に 秋が訪れる

僕と君の町に 冬が訪れる

季節は移り 風の向きも変わり

今僕に吹く風が 強く強く背を押す

14才の誕生日に 僕が辛いのは

僕と君の町への 裏切りの心


14才の誕生日を 今日迎えた僕は

遠くを見つめる 遥かな旅人さ

遥かな旅人さ・・・












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