ちょっと探索。では済まないのが現実
あぁ、もう書いてるだけで疲れてくる・・・。
少しずつ読みやすいように改良しています。
「さて・・・俺の心もズタボロになったところで、行きますか。」
どうにか立ち上がれる程度になった俺は伸びをしながらそう言った。そしたら猫娘も
「んにゃー!」
と言って同じように伸びをした。
「しかし、どこにいくか・・・。周りは海だろうし、まず林の中に入ろー♪」
と気軽に俺は言った。ここまで気軽に言えるのはまだ俺の心が完全に立ち直っていない証拠だ。
「一応身を守るための武器みたいなのが欲しいな・・・」
元々運動神経は良くないが、ないよりまましだと思い探していると
「ニャー」
と言って猫娘があの1メートル前後の「つまようじ」を持ってきた。
「お!それいいね♪ありがとうなー♪」
今、考えてみたら、まずは1メートルもある「つまようじ」をツッコムのが普通だろうなと思った。
「よし、武器も持ったし…行きますか!」
その時はまだ俺は知らなかった・・・その林がジャングルのように1・5平方キロメートルもあったことを・・・・・
「はい。迷いましたね。」
俺の心はいっきに正常にはなった。
「ニャ、ニャァァァ?」
あぁ、猫娘もこの事態を理解したらしい。 しかし、マジでどうするか・・・知らない孤島の中の林の中で遭難するとかあり得ないだろ・・・・・
「・・・・・いった道を辿って出るしかないな。」
といった瞬間!
「ニャッ!シィィィィィィ!!」
猫娘がいきなり威嚇する声を出した。
「えっ?どうした!?」
あの異次元HOLEの事態があってから誰かがビビったらすぐに反応する体質になったらしい。 まぁそんなことはどうでもいいが、それよりも今目の前にいる蛇と虎がコン●クト融合したようなデカイモンスターが現れて俺はスッゲェェェ驚いている。
「え、えええええええええええええ!!!??」
あぁ、また絶句してしまった・・・・
「しゅあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
あぁ、襲ってきたな・・・。俺はもう考えることをやめた。 そしたらいきなり猫娘が現れて爪をむき出して俺に飛びかかってきたモンスターを猫パンチでフルッボコに・・・・・・・って、マジか!? は、速えぇぇ!!!ドラゴ●ボール見たいな速さだろっ!!そう考えてると、口のなかに鉄の味のする液体が入った。っは!と我に変えると俺の身体中に赤い斑点がポツポツとついていた。
「え、これってまさか・・・」
そう、そのまさかで赤い斑点の正体は猫娘がフルッボコにしたモンスターから出てきた返り血だった。
「★KAERITI★・・・・・? うげっ!? 血ぃぃぃぃぃぃぃ!!?? 嘘だろ・・・・」
ビビった。凄いビビった。DXビビった。マツ●デラックスビビった。
「ニャ・・・ニャッ♪」
後ろを振り向かえった猫娘は俺が呆然と見ていたことに気づいたのか、「テヘペロ」みたいな感じにキャピッと可愛く見せた。
「・・・・・・・・うわぁ(汗)」
まぁ、そのポーズは凄い可愛かったのだがそのアレを見てからこれを見るともっと恐ろしく見えてくる・・・・・
あぁ、もうどうでもいいや・・・
「はぁ・・・ところでずっと立ち止まってるとまたあんなようなモンスターが現れるかもしれないし、歩くかな。」
そういって、俺たちはまた足を進めた。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ついに、ついに、着いたーーーー!!!」
「ニャーーーー!!!」
やっと、戻ってこられた・・・3時間は歩いた気がする(汗) モンスターと出くわして一度方向を間違えたからな・・・・。しかし、もう夜かぁ。一応探索中にここのすぐ近くにあるきれいな川を見つけたから飲み水は良いのだが、食料が無いな・・・さて、どうするかなぁ。
そう考えていた俺は、猫娘の声が聞こえた。
「ニャーー ニャーー ニャーー」
「ん?どうしたん・・・・・・だ・・・・・・え……」
猫娘の声が聞こえる方を振り返ると、猫娘が何かを担いでいた。今は暗いし、猫娘も少し遠いところにいたからよく見えなかった。猫娘が担いでいる物体を確認するため猫娘の方に行ったら、その物体を見た瞬間ダッシュで逃げた。
「お、お前・・そ、「ソレ」を・・・・今まで担いで歩いていたのか・・・・・・・?」
俺が言っている「ソレ」とは、猫娘がフルボッコにしたモンスターだった。あぁ、見てるだけで吐き気がするほどグロイ・・・・。
「んで・・・それをどうするんだ・・・・・?」
一応冷静になって理由を聞いた。そしたら猫娘は
「ニャニャニャ、ニャーー、ニャニャッニャァ」
声だけではわからないが、ナイフとフォークで食べているジェスチャーでわかった。
「あ、あぁ、ようするにこれを食べる。ということだな?」
「ニャァ!」
あぁ、正解らしい。しかし・・食べられるのか?これ…。
「ニュー・・・・・ニャッ! ニャー!ニャー!」
「ん?」
猫娘が叫びながら指を指している方向を見たら・・・何か海岸の方に柔らかい光が見えた。
「なんだあれ?」
そうすると、猫娘が真っ先にそっちに向かった。俺も後をついていった。・・・・・・
海岸に辿り着いてあの正体がわかった。瓶に入っているライターだ。しかもなぜかオイルの部分がデカイ。これは助けを求めるやつだな。俺はそう思った。なぜなら瓶の表側に消えかけだが【助けて】の文字が書かれているからである。このライター、俺の今までの行いが良かったのかオイルが5分の1も減っていない。これならある程度もつな。送り主には悪いがこれが現実なんだよ。神はお前ではなく俺に味方したのだHAHAHA☆ なのでこれは俺がいただこう。 結構悪いチンピラに見える俺とは目を反らしもとの場所にもどった。
「さて、では焼くかな・・・」
「ニャー♪」
「あ、火を燃やすための薪が無いな…」
「ニャ、ニャァ(汗)」
あ、猫娘にも呆れられちまった・・・・
「ニャァ……」
そういうと猫娘は林の中に入っていった。あ、落ちている枝を持ってきてくれるんだな…ありがたや。ありがたや。 そう思ってたら、「ズバッ!ズババババ!フッ…ズシーーーーン!!!」という音が聞こえた。そして俺は頭を抱え込んだ。 うわぁ…やっちまったよぉぉぉぉぉ・・・・。すると猫娘が大量の薪を持ってきた。地面に落とす音も素晴らしい。「ガラガラガラガラガラガラガラガラガバッサーーン!」あぁ、何て立派な音でしょう・・・まぁ…気を取り直して焼くか。枝をについている葉っぱから、火をつけてある程度置いといた薪の中に入れた。パチパチと火が燃える音がする。少しずつ良い匂いがしてきた・・・
「さて…もう火が通ったかな?」
俺はその焼いたモンス…いや、美味しい物をきれいにした長い葉っぱの上に乗せた。
「それじゃぁ、いただきます。」
「ニャー♪」
俺たちはよほど腹が減っていたのかそれにかぶりついた。
「うおっ!うっっま!!」
「ニャアァァァ!」
そして、満足に食べられた俺たちはそのまま眠りに着いた
ーーーーーーー1日目終了ーーーーーー
今回は今までよりも結構長いぞ!
今回は今までよりも無駄が多いぞ!