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18 妖精がひろった魔法の杖のゆくえ
「なんだこりゃ?」
とある妖精が魔法の森でひろったのは、
不思議な枝みたいなもので、持ち手に青い宝石と螺旋状の飾りが通っている。
あまりにも不思議な気がしたので、
妖精の里に持って帰りました。
そこにいたのは魔法使いで、
どうやら不思議なえだは、
魔法使いの落とし物。
返してくれたらお礼をすると言われ、
しぶしぶ渡します。
魔法使いの手元で、
えだは、つえの大きさになりました。
地面に大きな布を敷いて、
魔法使いが魔法のつえを振るうと、
木になった食べごろの木の実だけが
たくさん布の上に落ちてきました。
歓声があがります。
喜んで木の実をひろう妖精たち。
「素直に返してよかったぁ」
不思議なえだをひろった妖精は、
今度は木の実ひろいに夢中です。




