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23. 池田さんに漫画アニメ同好会の夏合宿に誘われるが断る


 大学の講義が終わって、夕飯は何を食べようかとか考えながらノートや教科書をカバンに詰め込んでいたら、池田百合子が話しかけてきた。


「馬場くん、こんにちは・・・」


 ちょっと嫌な予感がしながら、返事をする。


「はっ。何でしょうか?」


 池田さんの話は夏の合宿のお誘いでした。さらに、その後にあるコスプレの大会とか秋の学園祭に参加しないかという話です。彼女がこんな話をすると言うことは、佐藤さんから池田さんにこの夏のバンドの話が漏れていないということですね。


「ごめんね。実はいろいろといそがしくて・・・無理です・・・」


 近くでそれを聞いていた野郎どもがいた。


「彼女だ、彼女だ、それでいそがしいんだ」

「彼女とデートか?もしかして旅行か?」


 話を聞いていた池田さんがとんでもないことを言い出した。


「彼女さん?それはお幸せに・・・あ、そうだ・・・カップルでコスプレなんかどうかしら?」

 それで池田さんがいろいろと言うのである。

「詩羽先輩と英梨々、堀北と軽井沢、雪乃と結衣、澪と律、少佐とレヴィ、インテグラルとセラス・・・ぜひお願いしたいわ」


「かんべんしてください」


 池田さんはいったいどういう「彼女さん」を想像しているのだろう?




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