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イカ戦士 〜水中の生物と共に行く異世界冒険記〜  作者: のこじ
第四章 学園大暴れ編
62/78

51、私の授業受けてほしいなぁ〜

遅れました。

ごめんなさい。

私はオリエンテーションを始めて、学園をざっと紹介した。

皆、最上位のクラスということもあってか学園について事前に調べ終えていたから、あまり紹介することはなかったけど。


「・・・というわけで次は授業選択だよ」


クラスに戻った私は授業を選択してもらうために、専用の魔道具を用意した。


「特級クラスは好きな授業を好きなだけ選べるよ。ただ、進級するための最低単位数は取ってね」


学園の授業の種類は無数にある。

数多くの授業の中で私の授業を受けてくれる人は何人いるのかな。


「私の授業を受けてほしいな〜」


何気ない感じで言う。

いや、私、結構準備したんだよ!

これで、誰も受けてくれないとかだったら悲しい。


しばらくして、授業選択が終わったようで、魔道具の結果を見るとうちのクラスの生徒の皆は私の授業を受けてくれるようでホッとした。

まあ、その十人以外誰もいないんだけど。


「私の授業を選んでくれてありがとね。じゃ、私のやらなければいけないことは終わったし、私への質問タイムをするね」


仲良くなるために、まずは相手のことを知ってもらうことが大事だと思うんだ。


リュケちゃんが真っ先に質問をした。


「異花先生って、少し前に”混沌の時代”を終わらせる人物だ、ということで話題になってました?」

「まあ、ちょっと話題にはなったかもね。一応”混沌の時代”はもう終わっているよ」


その言葉に皆驚愕した。


「じゃ、邪神魔帝王を倒した?そんな馬鹿な」

「倒したというよりは誓約を結ばせた。今は安全だから大丈夫!」


皆信じてないね〜。

ま、いつかわかるでしょ。


「他の質問は?」


次はラルトくんが質問をしてきた。


「何歳ですか?」

「お、おい。レディーに年齢を聞くのは禁忌だぞ!」


ヴェキルドくんが止めてる。


「い、いや、先生は僕たちと同じぐらいの見た目なのに先生をやってるから気になっただけ」


まあ、外見16歳が先生やってたら、え!?ってなるよね。


「それでも聞くものではないぞ!」


良い紳士教育受けてるね。

その心持ちは大事だと思うよ。


・・・答えるけど。

隠す必要もないしね。


「私の年齢、1000は越えてるよ」


皆がフリーズした。

16歳の見た目で1000歳超えはちょっとおかしいからかな。


「・・・そのうちの1000年ぐらいは封印されてたよ」


だから精神年齢は実質22歳。


「先生、その見た目でおばあさん?」


レーミャちゃん、中身はまだ若いよ!


こうして、初日の授業は終わった。

私の授業、楽しみにしててね?

最近は忙しく、モチベーションが皆無な状態なので更新が不定期になります。

次回は2/14です。

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