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イカ戦士 〜水中の生物と共に行く異世界冒険記〜  作者: のこじ
第四章 学園大暴れ編
60/78

49、入学おめでとう!

累計4000pv感謝です。

生徒達の確認を終えた私は、学園の職員室で入学式の準備をしていた。


この学園の入学式は幼等部、初等部、中等部、高等部それぞれの入学式を分けて行う。

私は高等部の教師だから、高等部の入学式にだけ向かう。


私の担当する『総合戦闘』の授業は中等部にもあるが、私は高等部専門らしい。


入学式の服装は制服とかが存在しないため、自由となっているがTPOを弁えてほしいとは言われている。


制服はないが、バッジはある。

高等部2年生から学科分けされ、その時に学科ごとにバッジがもらえるらしい。

1年生はまだバッジを持っていないが入学式の後、教室で学園の生徒だとわかるようなバッジを配る。

教師陣は何ももらえない。

悲しっ。


一応正式な服装にしたほうが良いのか迷ったが、私はいつもの服で行くことにした。

ローブは正式な服装ですっ!


「お姉ちゃん、これどこに置くの?」


人型状態の月夜が聞いてきた。


「花の飾りは・・・。あっちだね」


今日は月夜を学園に連れてきて、教師達に助手として紹介した。

今は、入学式の準備を手伝って貰っている。


入学式とかの準備ってちょっと面倒だよね。

私は自律型の土人形(ゴーレム)を使って準備をさせているけど。

1ミリのズレさえ無いように徹底させている。


私は、『創造』で1000個の腕輪を作っている。

1000個はすぐにできた。

何に使うんだろ。


月夜はゴーレムを作るのが苦手らしく、自力で運んでいる。


その時の一つ一つの動作が可愛らしい。

と言うかそもそも月夜が可愛い。


しばらく作業を続けている(させている)と次第にやることが無くなってき、準備が終わった。


入学式はもうすぐだし、楽しみだなぁ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


◆入学式当日◆


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「空は雲一つない晴天で―――」


長ったらしい挨拶は嫌だねぇ。

幼等部から学園にいる人でも入学式は毎回出席させているから、その度にこんな物聞くなんてうんざりしてるんじゃない?


その質問を聞けそうな人はいないけど。


ちなみに、この挨拶をしているのは学園長であるスクイ。

早く終わってくれないかな。


「―――生徒の皆さんには、学園生活を謳歌して頂けたらと思います。以上です」


「学園長、ありがとうございました」


挨拶だけで15分も経っているよ。

長っ。


しばらくすると、入学式が終わった。


「これで、入学式を終わります。クラス分けを行いますので、お配りした腕輪に魔力を流してください」


なるほどね。

魔力を感知させて、光らせてそれでクラスを分けるのね。

そのために私は1000個も作ったのか。


「クラスごとに色が変わります。それがクラスカラーとなります」


クラスカラーは、41色もあるから全ては言えないが、特級クラスは虹色となっている。


「生徒達はクラスカラーのクラスにそれぞれ向かってください」


それぞれのクラスに生徒達が向かっていった。


入学おめでとう!


・・・さて、どんな自己紹介をしようかな。

いよいよ本格的に学園編です。

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