5、再会
異花が神になった頃、創造神の神界で創造神が呟いた
「あの子、神化したんだね〜じゃあそろそろ宴会でもしようかな」
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「というわけで我はお主の眷属竜になる!」
「わかったよー」
この竜・・・聖竜ミレは異花の眷属になって神聖精霊竜ミレになった。
ちなみになぜこんな事になったかと言うと、私が神になってしまったからだ。
「おお我に力が湧いてくる」
「まあ神の眷属になったからね」
神にもなったことだし、そろそろ瑠花に会いに行こうかな
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「『転移』」
というわけで(空間魔法で)来たんだけど、まぁ急に訪問するのも向こうに悪いから姿、気配を隠していこー
という軽いノリで行ったら完璧で究極の美幼女が鏡を見つめていた。
誰このエルフって・・・ステータス見たら、瑠花じゃん。
新しい名前もルカって運いいなぁ。
加護を持ってなくて危険そうだから加護つけとこ。
ん?なんで周りを見渡しているの?
・・・もしかしてバレた?
撤退っ!
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ここからルカ視点です
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加護をつけてから一年後・・・ルカがいつも通り《精霊召喚》の練習していると、教育係のレイフリース・・・レイが今日は精霊を召喚してみてと言ってきた。
今日は初めての召喚だった。
「《精霊召喚》」
「よんだぁ?」
「わあぁっ!召喚できた!」
出てきたのは、水の幼精霊だった。
「なんも用が無いの?帰っていい?あ、だめだったおかーさんに見守ってあげてって言われたんだった」
「お母さんってだれ?」
「ん〜?精霊神様だよ〜。それと僕はラトだよ〜。あと君がルカちゃんだね」
「そうだけど何で分かったの?」
「だっておかーさんがルカちゃんと友達だからだよ」
神の友達なんていたかなぁ?
あれ?もしかして私の友達って異花しかいない?
そんなことは無いと思うんだけど・・・?
異花しか友達と呼べる友達が思い浮かばない。
え、私って結構ボッチ?
ということは異花のことかな?
転生で神なんてあるわけ無いよね?
一応聞いてみよ。
「え?お母さんってもしかして異花っていう名前?」
「そうだよ〜」
「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
まさか本当に異花が精霊神になって母親やってるなんて・・・しかも加護までくれたんだ・・・
「おかーさんに会いたい?」
「うん!」
めちゃくちゃ会いたい。
「じゃあちょっと待ってぇ・・・うん。おかーさんが来ていいよって」
「どこに?」
「えっとぉ・・・しんかい!」
「神界!?どうやって行くの?」
本に書いてあったけど、本当にあるんだ。
「おかーさんにおねがいする。おかーさーんおねがーい」
急に大声を出し始めたと思ったら、魔法陣が急に出てきた。
というかこっからでも声届くんだ・・・
「じゃあレイ、ちょっと行ってくる!」
「ちょっとお待ち下さあぁい」
そうレイが言い終わる前にその姿は消えていた。
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異花視点に戻ります
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前創造した幼精霊がルカを連れてきた。
私は神化した影響か一年経った頃には身長は155センチぐらいまで伸び、銀髪に髪の色が変わっていた。
ルカは私が誰か分かるかな?
「ルカ!会いたかったよ久しぶり」
瑠花と久々に再会した。
「久しぶりって異花なの?銀髪綺麗だし前よりも容姿が良くなってない?あと、なんでもうそんなに身長あるのっ!」
「神になったからだよ」
神になったらこうなってたんだって。
「というか、なんで精霊神やって母親やってるの?」
「母親っていうか《精霊創造》で創ったやつだけどね」
正確には血は繋がっていないが似たようなものだと思う。
「何で神になったの?」
「なんか大精霊になって試練クリアしたらなってた」
「そんなことでなれたの?」
「なんか精霊神の枠が余ってたらしい」
「あ〜それはたしか・・・」
そんな会話をしていると某残念女神がやってきて私を引っ張っていった。
「異花持ってくね〜」
「いや放してよ」
折角の再会なんだからもっと話をさせてよ。
「今から宴会するから強制ね」
「えー」
面倒なんだけど。
「瑠花は魔法陣置いとくから帰ってね〜。じゃあまた!」
そう言って異花と創造神は消えていった。
「急に色々あったなぁとりあえず帰ろっかな」
そうルカは呟いて魔法陣に入って帰っていった。
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またルカ視点です
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神界から帰った時神界では数時間だった時間がこちらでは1日立っていた。
そのせいでレイやお母さんからも心配されていた。
そして今、母からの尋問を受けている。
「どこへ行っていたの?」
「精霊神の神界」
「神界!?ええっそれってすごいことなんじゃない?」
「分からないけど精霊神が転生前の友達だった」
「精霊神と友達!?」
「うん」
「何この子こわい」
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side???
とある神界でのお話
「よっしゃぁ!宴会だぁっ」
「新しい精霊神には苦労がかかると思うから、お土産をあげないとね」
「じゃあ俺はこれがいいかな」
「私はこれね」
「俺はこれだ!」
「僕はこれかなぁ?」
再会っていいですよね
君は完璧で究極のゲ●ター!